赤目無冠のぶろぐ

アニメ要約・批評、仮想通貨(ビットコイン、モナコイン)、将棋・麻雀、音楽(作曲、DTM、ベース)、思想など

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2012年冬アニメ『キルミーベイベー』のまとめと感想

2012年冬アニメ『キルミーベイベー』「Baby, please kill me.」をまとめる。詳細はこちら

基本情報

・漫画(4コマ)…作者:カヅホ/出版社:芳文社/レーベル:まんがタイム/年:2008年7月~

・アニメ…制作:J.C.STAFF/放送期間:2012年1~3月/話数:全13話

・登場人物…主人公の折部やすな/殺し屋のソーニャ/忍者の呉織(ごしき)あぎり/没キャラ(中は釘宮)

・OP「キルミーのベイベー!」
・ED「ふたりのきもちのほんとのひみつ」



・キルその1「いぬをしのびてさくらさく」
  ドイツ語(グーテン・モルゲン)/OP/ゴキブリとホラーが苦手/護身術/ビン殺し~水鉄砲/犬に懐かれる/
  ゴキブリを握り潰す/ドイツ語(ダンケ・シェーン)~前からもダメでした/アイキャッチ/
  お化けが出る教室~あぎりの忍法「逆さまになっても髪の毛下がらないの術」~爆弾~心霊写真/
  インチキ忍法/インチキ巻物(※1本800円)/一緒にお花見(※ビン殺し)

・キルその2「わざぬんちゃくでくまふうせん」
  スペイン語(ブエノス・ディアス)/OP/技を教わる/ヌンチャク~カラスに太巻きを食べられる/
  クレープ屋~熊/ハリセン/アイキャッチ/しゃっくり~ハチ~インチキ忍法グッズ/ボールに当たる/風船~子供と隠れんぼ

・キルその3「えすぱのろえばあめずもう」
  中国語(ニーハオ)/OP/超能力:スプーン曲げ~トランプ~自然発火~予知~あぎりのフォーク曲げ/
  占い:わら人形~くじ~手相/雨(梅雨?)/アイキャッチ/知恵の輪~てるてる坊主~妄想太陽~遊ぶ/
  没キャラ(中は釘宮)の挑戦/鳥よけ~ぴょんすけ/相撲/アジサイと毛虫

・キルその4「あいするすいかよがしかく」
  OP/、アイスのあたり/怪獣やすな/扇ぐ~風鈴~ゴーヤ/スイカ割り~肝試し/怪獣ソーニャ/
  アイキャッチ/ソーニャの刺客/頭がよくなるマッサージ~ヨガ~魚弁当/ニセやすな

・キルその5「むしをまつりてうみにんぎょう」
  夏休み/OP/虫取り~あぎりの九官鳥/夏祭り/海へ/アイキャッチ/犬に魚肉ソーセージ~シジミ~泳いで戻る/パペット

・キルその6「へそからくりでてるごおり」
  二学期(秋)/OP/かき氷~プール/アイキャッチ/あぎりの家へ~睡眠ガス/台風/雷神さま/停電/暴風雨~カエル~風邪をひく

・キルその7「ぶんかおてだまできばせん」
  OP/文化祭:息を止める~水の飲み比べ~お化け屋敷/体育祭:騎馬戦など(没キャラも登場)/
  アイキャッチ/大道芸:お手玉~ジャグリング~鍋回し/蚊を捕まえる

・キルその8「はまりかなでりつきささり」
  /OP/一斗缶(いっとかん)/アイキャッチ/楽器(オチは犬)/ダーツ(額に100点)/※長嶋茂雄の物真似あり

・キルその9「つりつちのこしわすれえだ」
  何を落としたのか忘れる話/OP/オチは期限切れの米沢牛の応募券/ツチノコと刺客/アイキャッチ/釣り/運の良さ

・キルその10「さんたつららてゆきだるむ」
  OP//風邪/アイキャッチ/ラジコン/紙飛行機/クリスマス

・キルその11「ふろたこもちてはつゆめし」
  初夢の竹キル物語/OP/モチつき/キル太郎(没キャラも)/ゾンビーベイベー/すごろく~凧揚げ~銭湯
  /ミルキーベイベー:魔法少女とボクシング(没キャラも)

・キルその12「ちょこがねむけてけがしっぷ」
  OP/ぴょんすけ2号/怪我/眠い/バレンタイン/アイキャッチ/ソーニャの更生(ぴょんすけ3号)

・キルその13「きるがみーしてべいべする」
  警察ごっこ/OP/手錠/誕生日プレゼント(没キャラも)/やすなとソーニャ(没キャラも)



~感想~

 中毒性のある独特の世界観を堪能できる日常ギャグアニメの傑作だった。特にOPとEDにハマった。
 2012年冬期の中では一番好きなアニメかもしれない。
 昭和の匂いがする古臭い演出だったが、それがかえって新鮮だった。

 人物に関しては、ソーニャという子が印象的だった。冷たさの中に優しさがある子だった。やすなとの絡みも良かった。

 残念ながら、円盤(dvdやBlu-ray)の売り上げは1000枚未満と爆死してしまったが、個人的には高く評価している。
 「最も面白い割に売れなかったアニメ」と評したい。このことは2ちゃんねるでも話題になっていた。
 おそらくレーベル(芳文社まんがタイム)の市場規模が小さかったせいで売れなかったのだと思う。
 (あくまで原作の漫画の宣伝のみが目的で、採算度外視の可能性も?)
 また、あまり作画に力を入れているアニメではなく、絵柄が古臭くて凡庸だった。紙芝居的な演出も多かった。
 そのため「面白いのは面白いけど、わざわざ買って高画質で見るほどではない」と思う人が多かったのかもしれない。