赤目無冠のぶろぐ

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帰ってきたニートの一日の作者。詳しくははじめにへ。

読書感想文のコツ~文章のほとんどは「事実の列挙」なのでは、という話

私は幼少の頃、読書感想文が嫌いだった。
最大の問題は何も思うことがないということだった。あったとしても「だから何?」という感じで全てがどうでもよかった。
今でもその性格自体は変わっていないし変えるつもりもない。

しかし大人になるにつれて分かったことが一つある。
それは読書感想文でさえ、ほとんどは「事実の列挙」だということ。
ほとんどは本に何が書かれているのかを説明しているだけなのだ。
後はそれにほんの少しの個人的な見解をそえるだけでよい。これは論文などでもそれ程変わらない。

ただ、できればその見解が本の内容と全く同じようなシチュエーションであることが望ましい。
たとえば挫折しながらも努力した経験について書かれた本なら、自分も「挫折しそうなことがあった」と適当なことをのたまっておけばよい。
乱暴だが、それで「共感したのね」ということになるから文章は成立する。
「共感」は会話でも感想文でも常套手段なので基本的なポイントである。

思うに読書感想文で躓いてしまうのは、すごいことを書こうと思い過ぎてしまうからかもしれない。
基本は平凡なことを並べ、後はそれに少し色をつけるだけでいいのだ。

この感覚を掴んで以来、悩むことはほとんどなくなった。
少なくとも学生レベルの平凡な文章ならすぐに書けるようになった。
加えて、悩まないので書くスピードも上がった。凡手でいいと分かるようになったからである。

無論、大人が書く本格的な社説や、賞をとるような読書感想文はこれを超越している。
しかし全ての人間がそのレベルを要求されているわけではないので心配はない。
(それに個人的には受賞するような文章はむしろ教科書的で臭くて好きではない。
 駄目人間が書いた酷い文章の方が案外面白い。)

まず、本の起承転結を明確にし、それを列挙していけば8割は終わる。
後はそれに共感したことをそえれば十分である(自分の見解に自信があるのなら、反論でもよい)。

5分ぐらいでさっさと書いてしまった文章だが、
読書感想文で悩んでいる人はけっこう多いと思うので、一応、公開しておく。

追記:
 私の場合、文章力は、「先週の日曜日にやったことを書く」という課題で急速に上がった。
 この課題だと他の子よりも楽に書けた。読書感想文だと毎回居残りだったというのに!
 私の脳味噌は、事実のみを淡々と述べるようにできているのだろう。
 言うならば理系の脳である。実際には文系の大学を卒業したが(笑)。
 文章力がなくて困っている人は、最初は事実のみを淡々と記す日記のような文を書けばいいと思う。
 後は経験がカバーしてくれる。