赤目無冠のぶろぐ

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異常な日々の異常な雑記を斬る

久しぶりに「異常な日々の異常な雑記」というブログを読んだ。

その中のご無沙汰してます : 異常な日々の異常な雑記という記事に
「なんで人口が減り続けているのに予算が拡張し続けられるのか、本当に不思議」
と書いてあったが、これについては以下のように簡単に説明できる。
(彼が言っている予算とは来年度の国家予算(一般会計の歳出)のこと)

一つは高齢者の増加に伴い、年金・医療・介護などの社会保障費が増えるからである。
これはたとえ人口減少下であっても、そのうちの高齢者の数が増えれば、当然ながら増える。
誰だって毎年1歳年をとるし、無駄に長生きする少産少死の社会になっているのだから。
要するに少子高齢化が酷く、人口構造が歪みつつあるわけだ。
(特に医療・介護に関しては費用の捻出が今後の課題になるだろう)

もう一つは公共事業費が増えたから。
これは地震の対策や老朽化した建物の修理に充てる予定である。
これもいろいろな議論があるだろうが、2011年の悲惨な地震を考えると、ある程度必要な部分もある。
また、復旧すべき建物などに充てる分もあるだろう。

それと国債の元利払いに充てる国債費というものもあり、これが増える。
要するに予算は発行した国債を買い取る分も含んでいるわけである。
しかもちゃんと利息もある。現状は低金利だが、複利計算で増えていくので、積もるとバカにならない。
それとこの部分は絶対に減らせない。
減らすということは事実上、金を返さないことと同値だからである。ま、踏み倒すつもりならいいけど(笑)。


「それくらいのことを指摘できる経済学者が一人もいないというのは絶望的です」
と書いてあるが、この程度のことはニートでさえ、少し調べるだけで上記のように指摘できる。
別に経済学者を出すまでもない話である。単に彼の理解力とリサーチ力が圧倒的に足りないだけである。
彼はネットニュースでさえ読まないのだろうか?
96兆円という数字をきちんと把握している割には、
中身をよく確認していない偏った人間だと思うのだが、いかがだろうか?