赤目無冠のぶろぐ

アニメ、将棋・麻雀、音楽(作曲、DTM、ベース)、思想など

帰ってきたニートの一日の作者。詳しくははじめにへ。

アニメ雑誌『オトナアニメ Vol.16』のまとめ・レビュー・感想

マニア向けのアニメ雑誌『オトナアニメ Vol.16』(洋泉社MOOK、2010年5月10日発行)をまとめる。
Vol.16の表紙(主題)は『とある科学の超電磁砲(レールガン)』。

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~内容~

Otona Anime Front Pickup

・声優の代永翼中村悠一が『おおきく振りかぶって』アフレコ現場の裏側を語る!

・『いばらの王』と『文学少女』の声優・花澤香菜INTERVIEW


特集 とある科学の超電磁砲(レールガン)

・Introduction

・「とある」シリーズを生み出した鎌池和馬(原作者)の頭脳を探る!
  「日常パート中心」「佐天が話をはじめて、美琴が解決する」「白井を主人公にする案もあった」
  「アニメ後半のオリジナルのプロットを提出したのは自分」「過去の事件のアイデアは冬川先生」
  「誰のアイデアでもないものがボンって出てきた時が一番面白い」
  「初春の能力(レベル1)はアニメスタッフからのリクエスト」
  「上条は美琴を動かす起爆剤」「打ち合わせ皆勤賞」「能力のすごさをわかりやすく」
  「頭の中に一つの世界の箱庭が完成している」など

・ヒロイン徹底分析(美琴、黒子、初春、佐天)

・全24話の各話解説(レビュー)

・声優・新井里美白井黒子役)INTERVIEW

・監督・長井龍雪(*1)INTERVIEW
  「佐天涙子と一緒に悩んで作った」「美琴っていうのは上条さんとは別ベクトルの説教キャラ」
  「受験戦争における学力が能力レベルに置き換わっているだけ」
  「上条さんは短い台詞もイケる(4話・7話・13話)」
  「(パワードスーツは)テレスティーナさんを生かすための安全装置」など

  *1…『とらドラ!』の監督

・劇伴(BGM)…音楽制作集団「I've」の井内舞子が担当

・編集・三木一馬INTERVIEW
  「勝因は灰村キヨタカさんのイラスト、キャラ、「学園都市」という中高生にとってキャッチーな設定、
   「科学」と「魔術」と「学園都市」という組み合わせ方」
  「改稿は何度もした」「少年マンガ的に作ろうと思っていた」「僕はタイトル至上主義」
  「電撃文庫読者はヒロイン像にはこだわりがあるので、どれくらいその娘たちを可愛く見せるかは意見を出す」
  「マンガは『少年ガンガン』か『少年ジャンプ』と思っていたが美琴中心の『電撃大王』に」
  「プロットだと思って印刷したら数百枚に数百枚に及ぶ原稿だったという(笑)
   (鎌池の『ヘヴィーオブジェクト』について)」など


特集 J.C.STAFF

・ファンタジーの世界を駆けめぐるスーパーヒロイン列伝
  『スレイヤーズ』→『少女革命ウテナ』→「ツンデレ」を定着させた『灼眼のシャナ』と『ゼロの使い魔
  →『とある魔術の禁書目録』と『とある科学の超電磁砲

・渡部高志監督が『灼眼のシャナ』の制作秘話を激白!!~ラノベのアニメ化の難しさについてなど

・ファンタジーヒロイン名作選
  『スレイヤーズ』、『少女革命ウテナ』、『エクセル・サーガ』、『ちっちゃな雪使いシュガー』、
  『ゼロの使い魔』、『奥さまは魔法少女』、『シゴフミ

倉田英之が『R.O.D』について書く

・『少女革命ウテナ』の美術監督小林七郎が語る背景画の極意!~「自然」について

J.C.STAFFタイプ別名作劇場~ラブコメについて
  『週刊少年サンデー』の『タッチ』と『うる星やつら』→『めぞん一刻
  →『週刊少年ジャンプ』の『気まぐれオレンジ☆ロード』
  →J.C.STAFFの『藍より青し』(2002年)→『まぶらほ』→『まほらば』→『ゼロの使い魔
  →「ノイタミナ」スタート(2005年)→『ハチミツとクローバー』→『のだめカンタービレ
  →『とらドラ!

・脚本家と作品、隠された関係を暴く!(文:前田久

・友情以上!恋愛未満!女の子だけの理想郷(ユートピア)~「百合」について(文:前田久
  J.C.STAFFの『あずまんが大王』(2002年)→スタジオディーンの『マリア様がみてる』(2004年)
  →J.C.STAFFの『極上生徒会』(2005年)、『大正野球娘。』、『青い花』(共に2009年)
  →『とある科学の超電磁砲

・そのギャップにグッとくる!メカで戦う美少女たち(文:岩倉大輔)
  ガイナックスの『トップをねらえ!
  →J.C.STAFFの『ガンパレード・マーチ』(2003年)、『スターシップ・オペレーターズ』(2005年)、
  『スカイガールズ』(2007年)→GONZOの『ストライクウィッチーズ』(2008年)

・早くから目をつけた高河ゆんの才能~女子アニメについて
  『アーシアン』(1989年)→『LOVELESS』(2005年)

・萌え4コマをアニメ化させた開拓者(パイオニア)!(文:多根清史
  『あずまんが大王』(2002年)→『せんせいのお時間』→『ぽてまよ』(2007年)

・今こそ観たい20世紀の名作アニメ~隠れた名作について(文:宮昌太朗
  『超時空世紀オーガス02』、『だぁ!だぁ!だぁ!』など

・『ハチクロ』『のだめ』『青い花』『バクマン。』の監督・カサヰケンイチINTERVIEW

J.C.STAFF作品史


独断と偏見で選ぶ!! 2009 BESTアニメ

・『化物語』『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』『東のエデン
 『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』『とらドラ!』『【懺・】さよなら絶望先生
 『青い花』『涼宮ハルヒの憂鬱』『にゃんこい!』『そらのおとしもの

・たねQ談「出張特別編」

・私的ベストランキング…ヒーロー・ヒロイン・声優・名言・音楽

・杉作J太郎INTERVIEW~僕と綾波さんの関係は新しい段階に入りました

・2009年 TV&劇場アニメリスト


デュラララ!!~小説とアニメで展開が異なる理由を原作者・成田良悟に訊く!


・『コブラ』の寺沢武一INTERVIEW、『トライガン』の内藤泰弘INTERVIEW

・妄想ノオト・出張版(文:山本寛)~第10回「アニメの『ゼロ年代』について語っておこうか」(*2)
  『ゼロ年代の想像力』を書いた宇野の近視眼的な批評を批判したうえで、
  「アニメは97年で死んだ」「アニメはこの10年、何も生み出せなかった」
  「アニメの『ポスト・ゼロ年代』を始めたい」

  *2…『思想地図』vol.4「物語とアニメーションの未来」(東、宇野、黒瀬、氷川らとの座談会)を参照

・アニメミュージックレビュー~音で聴き解く『ハルヒ』の世界~

・Readers, Presents

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情報量が多いので、読み応えがある。また、表紙の美琴が魅力的である。
中古品なら安いので買い。

オトナアニメ Vol.16(洋泉社MOOK)

オトナアニメ Vol.16(洋泉社MOOK)