アニメ化されていない『とある魔術の禁書目録(インデックス)』のまとめ(要約・感想・レビュー・考察)
・こんな人に推奨:本を読む暇や金がない / 読んだが思い出すのが面倒 / あれは何巻の話だっけ?
・短文であることを優先したため、かなり省略した。物足りない場合は各自で本文をじっくり読んだ方がよい。
・主人公の上条当麻の視点でまとめた。主語がない文から始まる箇条書きの場合、その主語は上条当麻。
・「幻想殺し」は「イマジンブレイカー」、「一方通行」は「アクセラレータ」、「妹達」は「シスターズ」、
「打ち止め」は「ラストオーダー」、「結標」は「むすじめ」、「駆動鎧」は「パワードスーツ」、
「騎士団長」は「ナイトリーダー」、「番外個体」は「ミサカワースト」と読む
・まとめる際、https://www12.atwiki.jp/index-index/を参照した
・第15巻は登場人物が多く、煩雑なので、ニコニコ大百科のスクール(とある魔術の禁書目録)の各組織行動一覧表
を閲覧しながらまとめた(アイテム、ブロック、メンバーにも同じ表がある)。
・第17~18巻、第20~22巻も煩雑なので、数日後に新しい記事を書くかもしれない。
更新内容はツイッターhttps://twitter.com/akamemukanやこのブログのカテゴリーの「とある」から確認できる。
・第1巻は2004年4月に、第22巻は2010年10月に初版が発行された。
78か月で22+2冊書いたことになるので、刊行ペースは3~4か月/冊。速筆ですな…
【第14巻】…フランスのアビニョン / 左方のテッラ / C文書
2007年11月初版発行 / 裏表紙はC文書
序章~第一章~行間 一
・バチカンで左方のテッラが酒を飲みながら何かを企む。傍に後方のアックア(傭兵崩れ)とローマ教皇。
・第三学区・国際展示場の『迎撃兵器ショー』の開催。黄泉川の駆動鎧など。
黄泉川らの話によると、これは本格化しつつある魔術(ローマ正教)側の反科学デモの対策。
・親船素甘という数学女教師による説教(後ろに生活指導の災誤先生)~
~吹寄との草むしり~中間テストの中止~フォークボール~めくれる吹寄のスカート~野球対決へ~
~素甘の顔面への球~素甘の伝線したストッキング
・駅前で美琴に会い、メールの返信がない理由や美鈴の電話番号を知っている理由を詰問される(SS参照)。
そして一緒にローマ正教派のデモのニュースを見て、悩む。
・処刑(ロンドン)塔でステイルがリドヴィア(9~10巻参照)とビアージオ(11巻参照)に
『神の右席』について尋問する。傍に書記のアニェーゼ。
第二章~行間 二
・初老の女性に会い、脅されて公園へ
・美琴が一月以上先の一端覧祭(いちはならんさい)(文化祭)について考え、上条を捜し始める
・公園で学園都市で12人しかいない統括理事会の一員・親船最中と世界の状況について話す。
(独特の名字とマフラーの話から察するに、彼女の娘は第一章の素甘)
途中で土御門がやって来て、いきなり銃で最中を撃つ。
・土御門を殴るも最中に止められる。
彼女は学園都市の上層部が望んでいる戦争の激化を避けるために反抗し、
その制裁の矛先が家族になるのを防ぐために、自ら撃たれることを望んだ。
・リドヴィアいわく、『神の右席』は『原罪』を消すための集団で、最終目標は『神の右席』
(原罪の例外は聖母マリア)
第三章~行間 三
・土御門と一緒に時速7000kmの超音速旅客機(11巻参照)でフランスへ。
飛行機の強いGで圧迫される中、土御門がC文章(Document of Constantine)について説明する。
彼いわく、C文書の効果はローマ教皇の発言はすべて正しいと人に信じさせること。
これのせいで世界中で魔術(ローマ正教)側の反科学デモが起こっている。
その後、2人でパラシュートでフランスへ。
・アビニョンの川に落ち、天草式の五和に助けられる。五和が濡れて透けている胸元を指摘され、着替える。
・五和とドローリコーヒーへ(デモ中なので汚い格好でも目立たない。英語ができなくても日本語が通じる。)
彼女の話によると、本拠地のローマ教皇領(バチカン)ではなくアビニョンの教皇庁宮殿にC文書がある。
・突然、暴動が発生。一連の混乱を止めるために教皇庁宮殿を目指すも、細い道と人の波に苦戦する。
そこで電話で土御門と話し合い、アビニョンとバチカンを結ぶパイプラインを切断することに。
(土御門によると、上条の幻想殺しでは地脈を消せない。地脈は例外。)
・博物館で五和が白いパンツなどでパイプラインの切断を試みるが、左方のテッラが来る
・左方のテッラに苦戦。攻撃内容は優先順位の変更で「優先する。~を下位に、~を上位に。」が敵の口癖。
途中で土御門が参戦。さらに学園都市の駆動鎧も参戦。
・土御門に駆動鎧との戦いを任せ、五和と教皇庁宮殿へ
第四章
・教皇庁宮殿で美琴に連絡。彼女いわく、どこかの宗教団体が国際法に触れる兵器を作っていたため、
学園都市が掃討作戦を開始した(ということになっている)。
連絡中にC文書を持っている左方のテッラに襲撃され、携帯の液晶が割れる。
・土御門がエラーを誘発することで駆動鎧を止める
・爆撃機がやって来る。中にいるのは一方通行。
・左方のテッラが五和を倒し、上条の記憶喪失の件を指摘し、彼を挑発する
・左方のテッラの優先攻撃が一度に複数の対象に向かっては扱えないものであることに気づく
・自身の体と左方のテッラの武器(ギロチン)の間に別の物(駆動鎧のショットガン)を挟むことで衝撃を緩和し、
彼を倒し、右手でC文書を破壊する。
その後、幻想殺しの正体を聞こうとするが、爆撃機の攻撃で吹き飛ばされてしまう。
終章
・五和が目覚め、一方通行を見て戦慄する
・リドヴィアの話によると、『神の右席』は神の下位存在である『天使』の中に『神』がいると考えている。
そのため、『原罪』を消去し、『天使』になるための法を求めている。
彼らの目的は『神の右席』に座ること。つまり神と同等以上になること(右側は『対等』を意味する)。
そして最終目標は神上(かみじょう)に至ること(上条=神上?)。
・バチカンで左方のテッラがC文書の件でローマ正教・ロシア成教 vs 学園都市・イギリス清教になったことを喜ぶ。
後方のアックアが異教徒を人間扱いせずに利用するテッラを疎ましく思い、テッラを一瞬で殺す。
そしてローマ教皇と話し、次は自分が戦うべきだと判断する。
(会話内で右方のフィアンマが登場。テッラの優先魔術の名前は『光の処刑』。)
・美琴が教皇庁宮殿での上条とテッラの記憶喪失に関する会話を聞き、戦慄する
(上条の携帯は液晶が割れただけで、通信機能は失われていなかった)
あとがき
「さて、『神上』と『神浄』の違いとは……?」
【第15巻】…学園都市の暗部組織:グループ、スクール、ブロック、アイテム、メンバー→ドラゴン?
2008年1月初版発行 / 裏表紙は垣根のピンセット
序章~第一章~行間 一
・『グループ』の土御門がデパートの清掃室に入り、人材派遣(マネジメント)を銃で撃ち、捕まえる
・10月9日。学園都市の独立記念日。祝日。
打ち止めが退院し、一方通行がカエル顔の医者に首にあるチョーカーの電極の設計図を要求する。
・第七学区のマンション・『ファミリーサイド』で海原が人材派遣(マネジメント)の部屋を捜索する。
捜査中にICチップ付きの紙幣を5枚発見するが、ロケット弾で襲撃される。
・土御門と結標と一方通行も到着し、電子レンジ内のICチップ付きの紙幣5枚を発見する。
さらに右足の皮膚がない男の死体を発見し、海原が他人とすり替わっていることを悟る。
・初春が勝手に動き回る打ち止めを保護
・『グループ』の護送車が襲撃され、人材派遣(マネジメント)がゴーグルの少年に殺される
・地下街の空き店舗で海原以外の『グループ』が敵の死を知り、例の紙幣を分析する。
そして上階の第七学区コンサートホール前広場でスナイパーの砂皿緻密が統括理事会の親船最中(14巻参照)を
電磁石を用いるライフルで暗殺しようとしていることを知る。
・一方通行が『妨害気流(ウインドディフェンス)』を爆破することで砂皿の狙撃を妨害する
(常に駆動鎧を着ている統括理事会の一員・潮岸の話あり→19巻参照)
・結標が4枚目の紙幣から砂皿を雇った組織を特定する。その名は『スクール』。
・『メンバー』(博士、魔術師の少女、獣型のロボットを操る者、空間移動できる少年)
が『グループ』と『スクール』の動きを知り、動き出す
第二章~行間 二
・『グループ』『スクール』『アイテム』『メンバー』『ブロック』の判明(4人ずつ)
・第七学区のファミレスで『アイテム』(麦野沈利・フレンダ・絹旗最愛・滝壺理后)が昼食をとる。
(スキルアウトの長だった浜面はここの手下に / エロ動画のバニー)
麦野が親船は保険の一つに過ぎず、『スクール』の目的が他のものであることに気づく。
(『スクール』のスナイパーは3日前に彼女達に殺され、後に補充されている)
・第一〇学区のビルで『ブロック』の山手に変装している海原が
陰気な少女・鉄網の『意見解析(スキルポリグラフ)』による安全確認で変装がバレそうになるが、
液化爆薬入りのハンドクリームを下部組織の青年になすりつけることで難を逃れる。
これにより、青年はリーダーの佐久に銃殺され、鉄網は右手を負傷し、失神する。
(『ブロック』は佐久辰彦・手塩恵未・山手・鉄網)
・海原以外の『グループ』が運転手から第五学区・ウィルス保管センターのクラッキングを知らされ、
遮断確認できない外部接続ターミナルである第一三学区・西部ターミナルへ向かう
・『アイテム』が浜面の盗難車で第一八学区・霧ヶ丘女学院の近くにある素粒子工学研究所へ
・第二三学区の衛星管制センターへのクラッキングも判明したため、
『グループ』の一方通行だけが他人の車を乗っ取って、第二三学区へ
・『アイテム』vs『スクール』。待機中の浜面が過去14回も自分を捕まえた黄泉川に鉢合わせする。
その後、車に麦野と滝壺を乗せて、『スクール』の車を追う。目的は『ピンセット』の回収。
(麦野は第四位。『スクール』の一員は第二位の垣根帝督。
ゴーグルの少年は死亡。フレンダは捕虜に。)
途中でクレーン車に妨害され、三手に分かれる。浜面だけがドレスの少女に狙われるも、頑張って逃げ切る。
(『スクール』は垣根帝督・ドレスの少女・砂皿緻密・ゴーグルの少年)
・一方通行が携帯で変装中の海原と話し、『スクール』ではなく『ブロック』が第二三学区の衛星の光学兵器で
第一三学区の子供を虐殺することで、学園都市を壊そうとしていることを知る
・初春と打ち止め
・麦野が携帯で浜面に死人の処分を頼む。浜面が滝壺と一緒に死体を焼却処分する。
・第二三学区で一方通行が死角移動(キルポイント)で空間移動する『メンバー』の少年を倒す
・変装中の海原が、アレイスターに反抗している『ブロック』が一方通行に地上アンテナを破壊させることで、
学園都市の監視機能を麻痺させようとしていることに気づき、焦る
(第一一学区、外壁の『外』には5000人の傭兵達がいる)
・第四学区で垣根が『ピンセット』を手につけ、『メンバー』の『オジギソウ』を使う博士と機械の獣を倒す
(第二三学区で一方通行に倒された『メンバー』の少年の名前は査楽)
第三章~行間 三
・『メンバー』の馬場芳郎(よしお)が『避暑地』という核シェルターに閉じ込められる
・第一一学区の外壁で変装中の海原が魔術で立体駐車場を壊し、変装をやめる。
これにより1機250億円の無人攻撃ヘリ『六枚羽』が『ブロック』と5000人の傭兵達を襲う。
海原も狙われるが、駆けつけた一方通行に助けられる。
・第一一学区に集まった『グループ』が『ブロック』の傭兵に尋問する。結標が話を聞いて憤り、彼を殺す。
話によると、『ブロック』の目的はアレイスターのいる窓のないビルを内側から吹き飛ばすこと。
そのためにその案内人である結標と交渉する必要があったので、
彼らは彼女の仲間がいる第一〇学区の少年院を襲撃するつもりだった。
・『グループ』が第一〇学区の少年院へ。AIMジャマーで能力が使えない中、多数の傭兵の死体を見つける。
その傭兵を殺した『メンバー』の魔術師の少女に会い、
エツァリ(海原)vsショチトル(魔術師の少女)に。
・『ブロック』の手塩が人質を利用する佐久に反感を抱き、彼を倒す。さらに土御門も気絶させる。
危なくなった結標が能力を無理やり使うことで手塩に勝つ(ただし手加減している)。
・ショチトルの肉体が魔道書の『原典』・『暦石』のせいで限界を迎える。
それをエツァリが原典を読むことで助ける。
第四章~行間 四
・浜面が不良に襲われる。それをスキルアウトの半蔵が助け、彼に拳銃を渡す。
・第三学区の高層ビルでの『アイテム』vs『スクール』。
絹旗が砂皿を逆探知して倒すが、『未元物質(ダークマター)』を使う垣根に負ける。
・『能力追跡(AIMストーカー)』を有す滝壺が浜面を助け、垣根と戦うが、『体晶』の酷使で負ける。
考え直して戻って来た浜面もドレスの少女の『心理定規(メジャーハート)』で危なくなるが、見逃される。
・浜面が『アイテム』に滝壺を関わらせないようにするために、彼女を黄泉川に預ける。
麦野が浜面に『スクール』を恐れて裏切ったフレンダの上半身を見せ(フレンダ死亡、フレ/ンダ)、
『体晶』を持っている彼を追う。(因みに黄泉川は『体晶』という名に心当たりがある)
・『原子崩し(メルトダウナー)』を使うレベル5の麦野 vs 浜面。場所は列車の屋根~工場。
浜面が右耳を犠牲にすることで麦野を油断させ、彼女の右目を潰し、拳銃と自身の拳だけで彼女を倒す。
・浜面が半蔵に会い、スキルアウトへの復帰を望まれる
・第二位の垣根がアレイスターと対等にやり合うために第一位の一方通行の殺害を決意する。
彼によると、アレイスターの情報源は5000万ほどの極小の『滞空回線(アンダーライン)』。
その情報を得るために彼は『ピンセット』を入手した。
第五章~終章
・垣根が初春と打ち止めの所へ。そこに一方通行が駆けつける。
・第一位の一方通行 vs 第二位の白い翼と『未元物質(ダークマター)』を駆使する垣根。
結果、一方通行が一般人を守りながら大差で勝利する。
・一方通行が垣根を銃で殺そうとするが、黄泉川に説得され、止められる。
その隙に黄泉川が垣根に刺されてしまう。
怒った一方通行が暴走し、黒い翼をまとい、垣根を虐殺する。
しかし打ち止めが一方通行を説得し、彼の暴走を止める。
・『グループ』が集まる。土御門が『スクール』の垣根から回収した『ピンセット』内にある
『滞空回線(アンダーライン)』というナノデバイス(アレイスターの情報源)から『ドラゴン』という情報を得る
【第16巻】…天草式vs後方のアックア
2008年7月初版発行 / 裏表紙は盾の紋章(エスカッシャン)
序章~第一章~行間 一
・昼食をとるために学校から脱走してコンビニへ。
生活指導の災誤先生に追いかけられるが、状況を誤解した五和が先生を倒してしまう。
・五和が『神の右席』の後方のアックアから果たし状が届いていることを上条に話し、彼を護衛する
・天草式の建宮が五和隠れ巨乳説について力説し、サッカーボールを用いたフリーキック大作戦を企む。
(牛深/香焼/初老の諫早/既婚者の野母崎/金髪・長身・貧乳の対馬(脚線美説))
・美琴が上条の記憶喪失の件で思い悩む。
『心理掌握(メンタルアウト)』を有す第五位に相談することも考えるが、信頼できないので断念する。
建宮が蹴ったサッカーボールが上条の頭に当たり、彼の頭が五和の胸の谷間に突っ込む。
それを見た美琴が怒り、電撃を放つ。
・五和が泊まり込みで上条を護衛する。インデックスが五和の同居を疎ましく思う。
上条が家庭的な五和を見て、感涙する。
・風呂が壊れ、バイクで五和・インデックスと第二二学区のレジャー風呂・『スパリゾート安泰泉』へ
・美琴も湯上がりゲコ太ストラップ目当てで『スパリゾート安泰泉』へ。
風呂でインデックス・五和に会い、上条の記憶喪失について考え、のぼせる。
・五和と散歩する(インデックスはいない)。潜伏している建宮らが敵の気配を感じる。
・後方のアックアが来て、建宮ら・上条・五和をあっさり蹴散らし、「一日待つ」と言い、立ち去る。
武器はメイス。狙いは上条の右腕。
第二章~行間 二
・病院。上条は絶対安静の状態。建宮が落ち込んでいる五和にあえて厳しく接し、皆に戦うことを決意させる。
・後方のアックアと学園都市の無人機が戦う。結果は大差でアックアの勝ち。
・英国でシェリーとオルソラが盾の紋章(エスカッシャン)から以下のような後方のアックアの情報を得る。
本名はウィリアム=オルウェル。元傭兵。聖人かつ『神の右席』。英国の騎士になる予定だった。
戦歴は占星施術旅団援護、オルレアン騎士団殲滅戦、英国第三王女救出戦など。
・上条に本気で恋する女になった五和が武器の手入れを本格的に行い始め、建宮らを戦慄させる
・深夜3時。水を操る後方のアックアvs五和を中心とする天草式。
途中でアックアvs神裂に。聖人同士の激戦となる。
第三章~行間 三~第四章~行間 四
・後方のアックアvs神裂。アックア優勢に。
・美琴が傷だらけの上条に会い、記憶喪失の件を知っていることを明かし、彼を止めようとする。
そしてそれでも敵地へ赴く彼を見て自身の上条への恋心に気づき、動けなくなる。
・神裂が建宮らに協力を求める。後方のアックアvs天草式一同に。
・戦闘中に上条が乱入し、五和が『聖人崩し』で後方のアックアを倒す
終章
・いつもの病室へ。傍に五和とインデックス。廊下に土御門と神裂。
・右方のフィアンマがイギリスの禁書目録から上条の右腕の情報を得ることを企む。
ローマ教皇に猛反対されるが、『聖なる右』で蹴散らす。
・アレイスターがとある少年の右腕について調べる
【SS2】…『原石』 / 美琴の父・旅掛、オッレルス、雲川と貝積、第七位の削板軍覇など
2008年11月初版発行 / 裏表紙はアンジェレネのフォーク付きチョココロネ(15章参照)
第一章…1月
スキルアウト(駒場利徳・浜面仕上・半蔵)によるATM泥棒~黄泉川とのカーチェイス~
~打ち上げ花火で逃走失敗~半蔵の「恋したかも」
第二章…2月
神裂vsヴァルキリー(ジーンズ切り裂き魔、ビキニアーマー)。テオドシアの調査によると、敵は北欧神話圏の者。
第三章…2月
イタリアで上条の父・刀夜が不幸な息子のためにご利益のある土産を探す。
それを知った人助けを好む宣教師のリドヴィアとバイトのバルビナが喜び、
彼に置くだけで効果のある『変なお土産』を渡す(これが4巻の話に繋がる)。
(刀夜の仕事は外資の営業で、部署は『証券取引対策室』。オリアナも登場。)
第四章…3月15日
第七位の削板軍覇(そぎいたぐんは)vsスキルアウト。口癖は「根性」や「すごいパーンチ」。
第五章…4月
ブラジルで美琴の父・旅掛(たびがけ)が少女・イネスを更生させる
(彼の仕事は統合コンサルタント。世界に足りないものを示すこと。)
第六章…4月
美容院で黒子と坂島道端が冷戦時の米ソのスターゲート計画や『原石』(人工ではない天然の能力)について話す
第七章…5月
オッレルスが人身売買組織を潰し、100人近い子供達を家に連れて来て、シルビアに怒られる。
そして子供達のうちの数人が『リスト』と一致したため、再び旅立つ。
(シルビアの話によると、オッレルスは魔神になるはずだった男)
第八章…5月
半蔵に付きまとっている忍者くノ一の郭(くるわ)が浜面の前で服を脱ぎ始める
第九章…6月
ハッカーの工山規範vs『守護神(ゴールキーパー)』の初春。物理的な回線切断に負け、黄泉川に捕まる。
第一〇章…7月
刀夜と新入社員の田中と旅掛が手錠&アタッシュケースの少女(旅掛いわく『原石』)に振り回される
第一一章…7月
少女・雲川芹亜(せりあ)と統括理事会の老人・貝積継敏(かいづみつぐとし)が『原石』について話す。
いわく、幻想殺しだけは『原石』に分類されない。
第一二章…7月
砂皿緻密(15巻参照)と派手な女・ステファニー=ゴージャスパレス:ミサイルによる暗殺の失敗
第一三章…8月(3巻の後)
妹達:星座占い~誕生日の定義~血液型占い~AB型(縞パンツ)
第一四章…9月
学園都市の『書庫(バンク)』を巡る、美琴の能力vs初春の『オメガシークレット』
第一五章…10月
神裂の鯛茶漬け、アンジェレネのフォーク付きチョココロネ、それを芸術と見なすシェリー
第一六章…10月
プールでの御坂美鈴と上条詩菜の会話
第一七章…10月(SSの後)
浜面が『アイテム』の絹旗のために偽造の身分証を作り、彼女と一緒にR15指定のマイナー映画を見る
第一八章…10月
忍者の郭vs半蔵。半蔵が勝ち、郭の浴衣から『原石』のリストを入手する。
第一九章~第二〇章…10月
雲川と貝積がアメリカのCIAの者に『原石』の強奪作戦(第六章のスターゲート計画の続き)について尋問し、
50前後の『原石』の無駄遣いを防ぐために、世界中の妹達にその保護を依頼する
第二一章…10月
オッレルス(第七章参照)が良からぬ『原石』の研究利用を企む学園都市に警告するために、
妹達9人と第七位の削板(第四章参照)を『説明のできない力』で倒す
第二二章…10月
・『原石』の強奪に失敗したスターゲート計画の指導者・ジョージ=キングダムが絹旗に消される
・旅掛が携帯で『原石』の学園都市への回収や妹達についてアレイスターと話し、
彼に妻や娘を良からぬことに利用しないよう忠告する
・シルビアのもとにオッレルスが帰る
【第17巻】…ブリテン・ザ・ハロウィン前編(←名称は20巻の第一章を参照)
2009年3月初版発行 / 裏表紙はカーテナ
第一章~行間 一
・10月17日。バッキンガム宮殿で神裂が騎士団長と英仏間のユーロトンネルの爆破について話す。
(五和、堕天使エロメイド、英国三大派閥の『清教派』『王室派』『騎士派』)
・上条を異性として意識するようになった美琴と上条のぎこちない会話
・イギリスに行くことに。土御門の手配で強制的にインデックスと一緒に空港へ。
時速7000キロの超音速旅客機が嫌なので、次の普通の便に乗ることにする。
・前方のヴェントとウィリアム(後方のアックア)が英仏の対立や右方のフィアンマへの対応について話す
第二章~行間 二
・五和のヤケ酒~建宮による上条来訪ドッキリ
・ロンドン行きの便がなかったので、スコットランドのエジンバラ行きの大衆旅客機・スカイバス365に乗る
(夕食をとる暇がなかったので、インデックスは空腹でご立腹)
・9時間後、飛行機がフランスに着陸し、ユーロトンネル爆破事故の影響で物資運搬に協力する。
上条の傍に怪しげなケーブル類が置かれ、金髪のフライトアテンダントの挙動が怪しくなる。
・男が空席であるはずの席に上条がキャンセル待ちで座っていることに気づき、『計画』を実行できず、悩む
・金髪のフライトアテンダントが機長にハイジャック犯(フランス系の反イギリス組織)の脅迫メールを見せる
・テロリストに襲われた添乗員の血痕を見てしまい、機内の混乱を防ぐために隔離されてしまう
・男が上条のせいで断線したケーブルを見て計画(不時着安定装置への干渉)の頓挫に気づき、
それを見たインデックスを金属探知機に反応しない動物の骨のナイフで脅す。
笛のおもちゃの音でそれに気づいた上条がドアを体当たりで開け、インデックスを救い、男を追う。
(副操縦士:ワッシュ、機長の武器:アーチェリー)
・ローラの幻術で燃料メーターが急速に減り始める。
しかしスコットランドの何者かがそれを魔術で妨害する。
・男(ミュッセ)を捕まえ、フランスでの物資運搬を思い出し、貨物室も怪しいと判断する。
そこに侵入し、熱湯などでハイジャック犯のエーカー=ルゴーニに対抗する。
さらに輸送機でステイルも来て、エーカーを飛行機の穴の蓋にすることで彼を倒す。手榴弾は不発に終わる。
・黒幕が安易に学園都市の技術に頼るイギリスの弱さに落胆し、自分達が動くしかないと判断する
・元・占星施術旅団の者がウィリアムに聖剣アスカロンと例の盾の紋章(エスカッシャン)を提供する
第三章
・スコットランドのエジンバラに到着(食事をとれなかったため、インデックスは相変わらず空腹でご立腹)。
神裂が英国王室の召集命令を受けた禁書目録(インデックス)と上条をヘリに乗せ、ロンドンへ。
・英国第三王女ヴィリアンがインデックス達の到着を知り、
盾の紋章(エスカッシャン)がない場所を見て「ウィリアム」(後方のアックア)と呟く
・バッキンガム宮殿へ。騎士団長に会う。(空腹だったインデックスがようやく食事(スコーン)にありつく)
・女王エリザードと王女3人に会う。
女王の武器は天使長の力を有す『カーテナ=セカンド』という剣。なお、最強のオリジナルは行方不明。
王女3人は長女・リメエア(頭脳)、次女・キャーリサ(軍事)、三女・ヴィリアン(人徳)。
・作戦会議が始まる(最初は携帯電話のカメラで撮影)。
外敵・フランスが起こした5日前のユーロトンネル爆破事故は『騎士派』が、
内敵・スコットランドの何者かが起こした北欧系の魔術による
ハイジャックされた飛行機への幻術の妨害は『清教派』が調査することになる。
・アニェーゼの調査によると、内敵・スコットランドの犯人は4人の結社予備軍・『新たなる光』で、
狙いは発掘した何かをロンドンに持ち込み、イギリスを変えること
・神裂はロンドンへ。王女3人とインデックスはユーロトンネル(フォークストーン)へ。
女王と『清教派』のトップはウィンザー城へ。
・『新たなる光』4人が車でロンドンへ。メンバーはレッサー、ベイロープ、フロリス、ランシス。
霊装はそれぞれ『尻尾』、『知の角杯』(p.252)、『翼』、『爪』。『ハサミ』とは?
・上条も運び屋のオリアナ(9巻参照)と車でロンドンへ
・酒場でレッサーがどれが自分の四角い鞄・『大船の鞄(スキーズブラズニル)』なのか分からなくなる
・上条&オリアナ vs レッサー。途中でレッサーが逃げる。
・天草式の五和 vs 『鋼の手袋』と『知の角杯(ギャッラルホルン)』を使うベイロープ。
地下鉄トンネルでベイロープがトラップにはまる。
・シェリーと五和がベイロープの四角い鞄の構造を調べる。その鞄は大きな船で、中身は空っぽ。
さらに神裂がフロリスを倒す(これであと2人)。
・馬車『移動鉄壁』で王女2人とインデックスが移動する(第一王女リメエアは人間不信なのでいない)
・アニェーゼが上条に報告。それによると、複数ある鞄の特性は中身の空間移動(パス)。
・上条&オリアナに追い詰められたレッサーが遠隔地にいるランシスと
5個目の『大船の鞄(スキーズブラズニル)』の存在を示唆し、鞄の中身をパスする。
そして口封じのために『騎士派』の『ロビンフッド』を自ら受ける。
・フォークストーンで騎士団長が第二王女キャーリサに
5個目の四角い鞄の中身・『カーテナ=オリジナル』を渡す
第四章
・日付変更。『騎士派』と『王室派』の第二王女キャーリサによる反乱(クーデター)が勃発。
(魔女・スマートヴェリーらの要塞『カヴン=コンパス』による迎撃など)
・『騎士派』がウィンザー城にいた女王エリザードとローラを拉致する
・インデックスがユーロトンネルの爆破を『ロレートの家』を使ったフランス系ローマ正教によるものと見なす。
キャーリサが、『あの女』が匿われているフランスのヴェルサイユ宮殿に
バンカークラスターというミサイルを撃つために、駆逐艦のドーバー海峡への配備を騎士団長に命じる。
彼女いわく、目的はイギリスを学園都市の科学に頼らない強国にして、独立させること。
・怒ったシェリーがゴーレムで騎士達を蹴散らし始める。そんな彼女をなだめるために、オリアナも参戦。
(私怨による。シェリーの親友のエリスは『騎士派』に殺された。6巻参照。)
その間に上条が石橋を渡り、重傷のレッサーを助けるためにランベス区のイギリス清教の女子寮へ。
・母と姉妹の殺害を決意したキャーリサが、第三王女ヴィリアンを追う。
途中で航空機で神裂が駆けつけるが、騎士団長に大差で負けてしまう。
・キャーリサがヴィリアンを捕まえ、騎士団長に彼女の殺害を命じる。
しかし、すんでのところで聖剣アスカロンと盾の紋章(エスカッシャン)を有す
傭兵のウィリアム=オルウェルが駆けつける。「彼の名は、聖ジョージという」(口絵参照)。
終章
・拉致されていた女王エリザードとローラがローラの魔術で拘束具を解き、ロンドンを目指す
・イギリス清教の女子寮に着き、オルソラに重傷のレッサーの治療を任せる。
そしてユーロ―スター路線でフォークストーンを目指す。
・キャーリサの読みによると、今のウィリアムは手負いで水を扱えないため、ただの聖人に過ぎない
【第18巻】…ブリテン・ザ・ハロウィン後編
2009年7月初版発行 / 裏表紙は聖剣アスカロン
第五章~行間 三
・10月18日。アスカロンを有すウィリアム vs 赤黒い長剣・フルンティングを有す騎士団長。
(第三王女ヴィリアンは金属製の馬・ベイヤードで逃げる)
・騎士達がいるフォークストーン行きのユーロ―スター列車に忍び込み、
手足を拘束されている『新たなる光』のフロリスを助け、2人で川に飛び込む
・アニェーゼらもエジンバラ発ロンドン行きの電車に乗りながら、騎士達と戦う
・ウィリアムが負傷しながらも、なんとか騎士団長に勝つ
・第三王女ヴィリアンに偶然拾われ、途中で新生天草式の斥候にヴィリアンとフロリスを預ける。
その後、フォークストーンに到着し、再会したウィリアム(後方のアックア)と協力しながら
第二王女キャーリサと戦うが、次元を切断する『カーテナ=オリジナル』で吹き飛ばされてしまう。
・女王エリザードとローラが馬でロンドンを目指す
第六章~行間 四
・キャーリサがバンカークラスターを有すドーバー海峡の駆逐艦でフランス大統領を脅し、
ヴェルサイユ宮殿のある女の存在を示唆し、ヘリでバッキンガム宮殿に向かう
・ウィリアム(後方のアックア)が上条とインデックスを助ける
・天草式(建宮らと神裂)と話し合い、キャーリサの『カーテナ=オリジナル』を止めることに。
話によると、騎士達にバレずに近くに行けるのは魔力を使えない上条とインデックスのみ。
・上条、インデックス、ヴィリアン(24歳)が車でバッキンガム宮殿近くの地下鉄駅へ
・ファミレスで美琴が携帯でロンドンにいる上条にシャッターの電子ロックの開け方を教える。
その後、デートに誘おうとするが、通話が切れてしまう。
(文化祭『一端覧祭』の準備期間 / マーベラスロック社)
・地下鉄トンネルへ。魔術を使えないヴィリアンの使用人達と合流し、突如として現れた紙の巨人と戦う。
当初は苦戦するが、ヴィリアンやインデックスの協力のおかげでなんとか倒す。
これにより、魔術的な障壁がなくなり、特殊車両を経由して『カーテナ=オリジナル』に干渉できるように。
・『清教派』が『カヴン=コンパス』からの逆流で『カーテナ=オリジナル』を暴走させる。
劣勢になったキャーリサが、『騎士派』の士気の低下と寝返りを防ぐために、何かを企む。
・『清教派』の最後の晩餐。インデックスの「ひょいぱく」、建宮による五和の大精霊チラメイド、
神裂の堕天使エロメイド、オルソラによるシェリーの女神様ゴスメイドなど。(p.198のレイチェルとは?)
・女王エリザードとローラが人間不信で離れていた第一王女リメエアと再会し、
例の『旗』の準備について話し、馬でロンドンへ
第七章~行間 五
・ロンドンのバッキンガム宮殿へ。魔女・スマートヴェリーらがいる空中要塞・カヴン=コンパスや
ドーバーの海底にある海中要塞・セルキー=アクアリウムによる遠距離砲撃支援で近づいていく。
・上条&ヴィリアン vs キャーリサ&移動要塞・グリフォン=スカイ20機
(騎士達はキャーリサに『制裁』されている。『騎士派』の士気の低下と寝返りを防ぐため。)
・負けそうになるが、途中で神裂・インデックス・天草式(建宮や五和)も参戦。
ヴィリアンのボウガンを中心とする連携攻撃でグリフォン=スカイを破壊する。
・キャーリサがドーバー海峡の駆逐艦ウィンブルドンにバッキンガム宮殿への
バンカークラスターの発射を命じ、周囲を焼け野原にする
・第一王女リメエアがエジンバラの密偵の報告からキャーリサの真の狙いを知り、
それを『制裁』を受けた騎士達に伝え、皆の協力を要請する。
キャーリサの狙いは2つ。1つ目はあえて暴君になることでイギリスを守ること。
2つ目はカーテナを身を賭して封じ、王の暴走を民の考えで止められる社会にすること。
・2発目のバンカークラスターを改心した騎士団長が受け止める。
さらにウィリアム(後方のアックア)も軍用アンテナを破壊したうえで、戦線に加わる。
第八章
・キャーリサ vs 騎士団長&ウィリアム&神裂
・女王エリザードが『連合の意義(ユニオンジャック)』という旗で9000万の民を味方につける。
さらに上条が後方のアックアの力を借りて、右手でキャーリサの『カーテナ=オリジナル』を破壊する。
第二王女キャーリサによるクーデターが終わる。
終章
・騎士団長がウィリアムのプロポーズをヴィリアンに伝える
・一連の英仏の対立や英国内のクーデターを誘発させた『神の右席』の一人・右方のフィアンマが
第三の腕でキャーリサを圧倒し、上条と対峙する。
そしてこの混乱を機に奪った『王室派』の遠隔制御霊装で禁書目録(インデックス)を操り、
かつて大天使をその身に宿したサーシャ(4巻参照)を回収するためにロシアへ向かう。
・ワシリーサが狡猾な上司・ニコライ=トルストイの思惑に構わずロシア成教に背き、サーシャを逃がす。
そしてサーシャを捕まえに来たスクーグズヌフラと戦う。
・『神の右席』(右方のフィアンマ)から離反した前方のヴェントがサーシャを保護し、
潜伏するためにエリザリーナ独立国同盟へ向かう
・右方のフィアンマを殴り倒すためにロシアに行くことを決意
【第19巻】…エイワス / 『ドラゴン』
2009年11月初版発行 / 裏表紙は原典『月のウサギ』(p.260の説明より)
序章~第一章~行間 一
・第一五学区のビルで一方通行が『雑貨稼業(デパート)』を殺し、少女を助ける
・10月17日。エツァリ(海原)がショチトルの見舞いに行く。
(一方通行の杖の改造/『原典』、トチトリやテクパトル/エツァリお兄ちゃん→結標のショタコン)
・浜面も絹旗と滝壺の見舞いに行く(ウサギのぬいぐるみ→バニーガール→鼻血)
・キャンピングカー内で『グループ』が仕事の内容を確認する。
その内容は子供を人質にとって粒子加速装置・『フラフープ』に立て籠もっている
元迎電部隊(スパークシグナル)のテロリストを殺すこと。
・浜面と絹旗が先のことを話しながら、滝壺の退院祝いパーティの準備を進める(絹旗のパンチラ→鼻血)
・人質の少年が見せしめとしてテロリストらに殺されそうになる。
しかし結標のテレポート能力でやって来た一方通行が彼を助け、テロリストらを瞬殺する。
・テロリストらの要求内容は『グループ』も追っていた『ドラゴン』という情報の開示(15巻参照)
・第一学区の統括理事会のビルで、かつて一方通行に襲われたトマス=プラチナバーグ(13巻参照)が
その復讐のために、絹旗との戦いで重体となった砂皿緻密(15巻参照)を助けたうえで、
砂皿の弟子であるステファニー=ゴージャスパレス(SS2参照)に一方通行の殺人を依頼する。
しかしステファニーが砂皿の体内から彼をいつでも殺せる機器を見つけ、それをトマスの体に返し、彼を殺す。
第二章~行間 二
・常に駆動鎧を着ている統括理事会の一人・潮岸(しおきし)(15巻参照)が
『グループ』に元迎電部隊(スパークシグナル)の残党の始末を命じる(彼には杉谷、美濃部という部下がいる)
・浜面が絹旗と一緒にビバリー=シースルーの映画を見る
・絹旗も元迎電部隊(スパークシグナル)の残党の始末を依頼されるが、新チームのメンバーが
ドレスの少女(15巻参照)で嫌だったので、一人で動くことに(浜面が車を用意することに)
・第三学区の地下街で『グループ』が元迎電部隊(スパークシグナル)の残党20人を半数ほど殺す。
しかし途中でグレネードを上手に使われ、残り半数に逃げられる。
・一方通行が妊婦を自身の能力で助け、高校生に感謝される
・車を運転していた浜面が絹旗と一緒に『六枚羽』(15巻参照)と戦う(絹旗のパンツ)。
辛勝するも、車がスピンし、途中で絹旗とはぐれてしまう。
その後、元迎電部隊(スパークシグナル)の残党が第三学区の個室サロンを占拠していることを
ドレスの少女から電話で知らされ、慌てて滝壺がいる個室サロンへ。
・浜面が近くのホテルの屋上まで行き、ヘリの女性パイロットに協力を求め、上空から強引に個室サロンへ
・一方通行も個室サロンに来て、元迎電部隊(スパークシグナル)の残党を吹き飛ばす。
さらに杉谷も来て、残党を確実に殺し、立ち去る。
・一方通行が倒れている滝壺を発見する。
それを見て誤解した浜面が一方通行に立ち向かうが、良い悪党と見なされ、見逃される。
・ステファニーが絹旗を襲う
・ステファニーの回想:砂皿との出会い(コスタリカの内戦)~砂皿の負傷~絹旗への復讐を誓うまで
第三章
・『ドラゴン』について知り過ぎた『グループ』が潮岸の手下に襲撃される(『ドラゴン』は『天使』?)。
電極の遠隔操作で危なくなった一方通行を例の高校生(第二章参照)が助ける。
・一方通行が第二一学区の天文台に行き、統括理事会の一人・親船最中に協力を求める。
当初は彼女の秘書に断られるが、人質の少年(第一章参照)の後押しもあり、親船に参戦してもらう。
・浜面と滝壺が絹旗とステファニーの戦いに巻き込まれる
・『グループ』が親船と一緒に潮岸がいる第二学区へ
・親船に変装していたエツァリ(海原)が駆動鎧を着ている潮岸の攻撃を止める。
さらに美濃部に変装していたテクパトルとトチトリが潮岸をナイフで刺し、エツァリの命を狙う。
・一方通行vs杉谷。電極の遠隔操作で杉谷が優勢に。
・ステファニーvs絹旗の続き。最初は窒素を奪う戦法でステファニーが優位に立つが、
最後はその対策(液体窒素の補給)をしていた絹旗が勝つ。
・エツァリ vs 原典『月のウサギ』を使うテクパトル&トチトリ。
テクパトルがトチトリを『ウサギの骨』として利用する。
それを見て怒ったエツァリが原典を読むことでテクパトルを殺し、トチトリを助ける。
・一方通行が杖の細工(遠隔操作用の電波だけを妨害するジャミング装置)のおかげで杉谷に勝つ
・絹旗がステファニーとの会話から先の『六枚羽』の本命が浜面であることに気づき、彼に逃亡を促す。
その後、浜面の抹殺をアレイスターから命じられた猟犬部隊(ハウンドドッグ)の残党(13巻参照)
とドレスの少女がやって来る。
彼女いわく、レベル5の麦野を倒せた浜面は『プラン』を企むアレイスターにとって許容できない存在。
(p.278の誤り:「浜面や絹旗が立ち去った後」→「浜面や滝壺が立ち去った後」 / 2010年2月五版発行)
・浜面と滝壺が必死に逃げるが、敵に追いつかれる。しかし蘇った麦野(15巻参照)が敵を吹き飛ばす。
・『グループ』の一方通行が潮岸に『ドラゴン』について尋問する。
すると周りの者が気絶し、彼の前に金髪の『エイワス』が現れる。
(エイワス:ドラゴン、天使と似て非なるもの、かつてクロウリーに必要な知識を必要な分だけ授けた者)
第四章
・エイワスの自身の説明(本人いわく、「ヘッダが足りない」ため、時おり言葉が乱れる)。
ヒューズ=カザキリ(13巻参照)はエイワスを形成するための製造ライン。
エイワスはヒューズ=カザキリをなぞるように現出したもの。AIM拡散力場を結晶化させたもの。
・エイワスがアレイスターの計画の要である打ち止めの崩壊を示唆することで、一方通行を挑発する
・第二三学区。浜面vs麦野。滝壺が『体晶』を使おうとするが、浜面に止められる。
・黒い翼をまとう一方通行が異様な翼をまとうエイワスに立ち向かう。
当初は苦戦するが、杖のジャミング装置をミサカネットワーク全体に設定し直すことで、身を挺して対抗する。
(アレイスターによる自殺防止装置、『法の書』の言葉、黒い翼・オシリス)
・浜面vs麦野の続き。浜面が絹旗から敵の接近を携帯で知らされ、滝壺と超音速旅客機で脱出する。
(麦野の助けあり / 彼女の話によると、垣根(15巻参照)は肉塊と化している)
・アレイスターの厳重なセキュリティのおかげで生きていたエイワスが一方通行に「変形機能がある」と言う
終章
・エイワスが「君が(3種類のヒーロー(上条、一方通行、浜面)に)憧れるのも無理はない」、
「君は『あの時』、崩れ落ちて嘆く事しかできなかった」と言うことでアレイスターを苛立たせる
・一方通行が黄泉川の家にいた打ち止めを保護し、エイワスの指示通りに
貨物列車でロシアのエリザリーナ独立国同盟(18巻参照)へ。
キーワードは(科学とは)「全く別の法則」(で発現する魔術)と「禁書目録」。
・浜面と滝壺もパラシュートでロシアのエリザリーナ独立国同盟へ。上条もロシアへ。
【第20巻】…ロシア / 右方のフィアンマ / 第三次世界大戦 前編
2010年3月初版発行 / 裏表紙は「クレムリン・レポート」(※)
※ロシア語で「クレムリン・レポート」と書かれていることをエキサイト翻訳で確認した。
なお、ヤフー知恵袋で「禁書目録の通信用霊装」と答えている人を見かけたが、これは誤り。
宣戦布告~序章~第一章~行間 一
・10月18日。ロシア大統領・ソールジエ=I=クライニコフが学園都市とイギリスに宣戦布告。
・10月19日。第三次世界大戦が始まる。
10月30日。亀山琉太が操る学園都市の超音速戦闘機・HsF-00が
エカリエーリャ=A=プロンスカヤが操るロシアの戦闘機を翻弄する。
・ロシア西部(エリザリーナ独立国同盟の近く)で浜面と滝壺が強盗まがいのことをしながら、車で逃げ続ける
・打ち止めを守っていた一方通行が貨物列車の上で白い駆動鎧を退け、狙われていた羊皮紙を見つける
・上条も『新たなる光』のレッサー(17巻参照)とロシアへ(「スパッツではなく直パンツ」)
・ドーヴァー海峡でのイギリス(神裂・キャーリサなど) vs フランス
(『ブリテン・ザ・ハロウィン』→17~18巻の内容)
・ブラッシャが操っていたスレイプニル(金属の馬)を奪い、囚人を解放し、馬車で基地の入口へ
(レッサー、スカートをバサバサ→五和の嫌な予感)
・モスクワでロシア側がクレムリン・レポートの発動を考慮し始める
・美琴が学園都市にいない上条の安否を気づかう
第二章~行間 二
・基地の中心へ(ゲコ太→女の匂い)。
インデックスの遠隔制御霊装を有す右方のフィアンマを見つけ、
彼の『プロジェクト=ベツレヘム』に関する話を盗み聞き、エリザリーナ独立国同盟へ。
・大男が浜面と『体晶』の影響で弱っている滝壺を助ける
・アンツェカ=S=クファルクが操るロシアの戦車が学園都市の超音速爆撃機に翻弄される
・英仏戦。キャーリサとヴェルサイユの『首脳』(17~18巻参照)。(移動要塞グラストンベリ)
・エリザリーナ独立国同盟へ。エリザリーナに会う(姉はフランスの『傾国の女』/ベラッギ、ロンギエ)。
右方のフィアンマが彼らを襲う。サーシャもやって来る。
前方のヴェントもやって来て、右方のフィアンマvs前方のヴェントに。
・一方通行が羊皮紙の調査中、修道服の人達と対峙する
・右方のフィアンマが大差で前方のヴェントに勝ち、サーシャを連れ去る
・大男(ディグルヴ)と浜面らの所に凍傷のロシア兵がやって来る。
さらにプライベーティアという殺し屋が接近する。
・一方通行 vs 修道服の人達(水の槍を操る魔術師・ヴォジャノーイなど)。
その後、学園都市の超音速爆撃機から第三次製造計画(サードシーズン)
で生み出された新たな妹達が降り、一方通行を襲う。
・美琴がテレビでロシアにいる上条を見つける
第三章~行間 三
・ディグルヴ・浜面・滝壺 vs プライベーティア
・一方通行vs新たな妹達。新たな妹達が優勢に。
彼は彼女のようなクローンを傷つけないというルールを自分に課しているため、抵抗できない。
・インドネシア近海。ロシア海軍の潜水艦vs学園都市の潜水艦。学園都市の軍事力が圧倒的に上。
・浜面が地雷でプライベーティアの高射砲を止める
・一方通行vs番外個体。
最終的に一方通行が勝つ。しかし『セレクター』の起爆で自殺しようとした彼女を見て精神的に壊れてしまう。
その後、彼女を助け、黒い翼を背中にまとう。
・浜面が第二のプライベーティアの接近を知り、高射砲の使用を提案する
・暴走した一方通行が上条を偶然見かけ、彼を襲う
・美琴が幻想殺しを有す上条が学園都市に狙われていることを知り、第二三学区へ
第四章
・浜面・ディグルヴ・グリッキン(凍傷のロシア兵)の高射砲 vs プライベーティアの攻撃ヘリ3機
・英仏戦。カーテナ=セカンドを有すキャーリサ vs デュランダルを有す『傾国の女』。
・一方通行の黒い翼を掴んで、彼を殴り飛ばす。さらに打ち止めを右手で助ける。
・一方通行が目覚め、エリザリーナ独立国同盟へ(上条が書いた「禁書目録」というメモ、エイワス)
・後方のアックアがプライベーティアを退け、浜面らを助ける
戦況報告
・右方のフィアンマに吹き飛ばされたローマ教皇(16巻参照)が目覚める
(ローマ市民の暴動発生、ロシア成教のワシリーサ(18巻参照)との会話)
・フィアンマが大天使・サーシャ(ミーシャ)の確保をロシア成教のニコライ(18巻参照)に誇示する
・学園都市の亀山がロシアのエカリエーリャにクレムリン・レポートの内容を明かす。
その内容は、ロシアの核兵器発射施設が乗っ取られそうになったら、
「細菌の壁」(殺人ウィルス)を散布し、人員を抹消するというもの。
・キャーリサも『傾国の女』にクレムリン・レポートの内容を明かし、フィアンマの関与を示唆する
・麦野が第二三学区から超音速爆撃機・HsB-02でロシアの浜面の所へ
・美琴も爆撃機を乗っ取り、ロシアへ
・風斬も友達のためにロシアへ。エイワスがそんな彼女に興味を持つ。
エカリエーリャが空を飛ぶヒューズ=カザキリを見て驚く。
・上条とレッサーも戦場の中心へ
・ロンドンでステイルがインデックスをもう一つの遠隔制御霊装で操るローラと対立する。
ステイルvsインデックスに。
(遠隔制御霊装:『王室派』の物はフィアンマが、『清教派』の物はローラが持っている)
【第21巻】…ロシア / 右方のフィアンマ / 第三次世界大戦 中編
2010年8月初版発行 / 裏表紙はインデックスの遠隔制御霊装(p.179の説明より)
戦況報告(20巻の復習)~第五章
・上条とレッサーの食事(「体で支払います」)
・後方のアックアがプライベーティアを退ける。
そこへ学園都市の軍が襲来。浜面と滝壺が車で逃げる。
・一方通行が兵に例の羊皮紙について尋ね、魔導師・エリザリーナならそれを解読できることを知る。
そしてスパイを何人か見抜き、銃で彼らの両足を撃つ。
・ステイルvsインデックスの続き
・浜面と滝壺がエリザリーナ独立国同盟へ。学園都市の駆動鎧に追われるが、一方通行に助けられる。
・エリザリーナが浜面と一方通行に「(滝壺は回復魔術で)何とかなりそう。(打ち止め)は難しそう」と言う
・一方通行と番外個体が話し合いの末、共闘を誓い合う(暗闇の五月計画?)
第六章~行間 四
・一方通行と番外個体によるスパイ・セリック=G=キールノフへの尋問(「勃っちゃいそう☆」)
・右方のフィアンマとロシア成教のニコライの会話(ニコライの狙いは総大主教の座)
・右方のフィアンマが教会や修道院の重要物品をロシアに集め、
巨大な空中移動要塞『ベツレヘムの星』を造る。
上条も彼に招かれ、上空3000mへ。
・右方のフィアンマが大天使「神の力(ガブリエル)」であるミーシャを動かし、学園都市の軍を蹴散らす。
そしてミーシャに羊皮紙の回収を命じる
・爆撃機を乗っ取っていた美琴が『ベツレヘムの星』と上条を見つける。
そしてミーシャに撃墜され、ミサカ10777号に会う。
第七章~行間 五
・エリザリーナの回復魔術のおかげで滝壺の容体が安定する。
浜面がクレムリン・レポートの発令を知り、ディグルヴらを助けるために滝壺と外へ。
・ミーシャの暴走が続く中、サーシャに会う
・エリザリーナが羊皮紙を有す一方通行にミーシャからの逃亡を勧める
・バチカンでローマ教皇(マタイ=リース)がローマ市民の暴動を鎮め、教皇を辞める。
そして密かに教皇の座を狙っていたペテロ=ヨグディス枢機卿をなだめ、彼にその座を譲る。
・サーシャと話しながら、右方のフィアンマがどうやってミーシャを動かしているのかを探る
・フィアンマがニコライを見限る。怒ったニコライが核兵器の使用を部下に命じる。
・ステイルvsインデックスの続き
・ミサカ10777号がロシアの通信を傍受し、ニコライが旧ソ連製の戦略核弾頭『アパースナスチ(Nu-AD1967)』
の発射を命じたことを知る(美琴のゲコ太、ミサカ10777号の遠距離恋愛)
第八章
・キャーリサと『傾国の女』がミーシャと戦う。その間に学園都市とロシアの軍が退く。
キャーリサの指示で『ペレットクロスボウ』が地対空ミサイルを『ベツレヘムの星』へ発射する。
・ミーシャが地対空ミサイルを止め、上条とサーシャを襲う。それをヒューズ=カザキリ(風斬)が止める。
・ヒューズ=カザキリ(風斬)vsミーシャに。
途中でミーシャが羊皮紙を欲し、一方通行・番外個体・打ち止めが乗っている車を狙う。
・浜面と滝壺がクレムリン・レポートの内容をグリッキンに明かし、集落の人達の避難を彼に託す。
そしてウィルスの蔓延を防ぐために、スチームディスペンサー(特殊な加湿器)を壊しに行く。
・ミーシャ vs 一方通行&風斬。当初はミーシャが『一掃』を発動し、優位に立つ。
しかし「神の力(ガブリエル)」を司る後方のアックアが『天使の力(テレズマ)』
を吸うことでミーシャの力を半分ほど奪う(その代わり『聖人』と『神の右席』の力を失う)。
これにより、一方通行と風斬の攻撃が通るようになる。
・『ベツレヘムの星』の儀式場にミーシャの存在を支える根幹があることに気づき、右手でそれを壊す。
これにより、ミーシャが右方のフィアンマの命令を無視し、爆発する。
対して一方通行と風斬がその爆発を抑え込む。
そして廃人になった後方のアックアが浜面の説得で第三王女ヴィリアンを思い出し、再び立ち上がる。
・右方のフィアンマがミーシャ用の杖を折り、上条に「正しい力の意味を知ってもらおうか」と言う。
いわく、ミーシャの役割は空を夜に変えた時点で終わっている。
戦況報告
・美琴がミサカ10777号の『交換弾頭』や『死の灰』の話を聞き、核兵器の使用の阻止を決意する
・ステイルvsインデックスの続き
・浜面と滝壺がスチームディスペンサーの傍まで行くが、工作員に見つかってしまう。
しかし学園都市の亀山が超音速戦闘機で彼らを助け、スチームディスペンサーを焼き払う。
その後、浜面のもとに麦野がやって来る。
【第22巻】…ロシア / 右方のフィアンマ / 第三次世界大戦 後編
2010年10月初版発行 / 裏表紙は羊皮紙
戦況報告(21巻の復習)~第九章~行間 六
・浜面vs麦野。麦野が『体晶』を使用。
・上条vs右方のフィアンマ。フィアンマが上条の右腕を切断する。
彼の目的は世界の歪みを直し、世界中の人間を救うこと。
・風斬が一方通行にインデックスが9月30日に『歌』で打ち止めのウィルスを除去したことを話し、消える。
それを聞いた一方通行が番外個体の協力と羊皮紙(魔術)の解析で打ち止めを助けられることに気づく。
・麦野が『体晶』の酷使で壊れていく。見かねた浜面が彼女と和解する。
そこへ何者かが3人、学園都市の爆撃機からやって来る。
・ステイルvsインデックスの続き
・美琴とミサカ10777号が戦車を奪い、核兵器の使用を阻止する
第一〇章~行間 七
・『ベツレヘムの星』上でサーシャがレッサーに会い、上条の右腕が切断される瞬間を見る
・モスクワでロシア成教のワシリーサがニコライを倒す(人喰い魔女、『命の水』、『死の水』)
・右方のフィアンマが上条の右腕をのみ込み、世界を救おうとする。
しかし上条が肩から『何か』を出し、右腕を取り戻す。そしていつもの説教を始める。
・ミサカ10777号が赤外線通信によるリモート命令を傍受する。美琴が布でその通信を妨害する。
第一一章~行間 八
・番外個体がミサカネットワークから『歌』を入手する。
一方通行がエイワスから受けた『正体不明の法則』(魔術)で羊皮紙を読み、パラメータを入手する。
そして血まみれになりながら歌う(←能力者が無理して魔術を使ったせい)。
・『アイテム』(浜面・麦野・滝壺) vs 垣根の能力から作られた白い翼を有すEqu.DarkMatter3人。
『細菌の壁』のハッタリや麦野や滝壺の助けで『アイテム』が勝つ。
・人には右方のフィアンマが想定したような『悪意』だけではなく、『善意』もあることを示す
・あちこちで巨大な黄金の腕が破裂し始めるが、世界中の人達が世界を守るために立ち上がる。
イギリス清教・ローマ正教・ロシア成教が『ベツレヘムの星』から力を奪うために協力する。
(ロシアと学園都市~魔術結社『明け色の陽射し』のマーク~後方のアックア~元占星施術旅団~
~ロシア成教のワシリーサと総大主教(15歳、可憐な少年)~元ローマ教皇(マタイ=リース)~
~サーシャとレッサー~アニェーゼら~キャーリサ、『傾国の女』と妹のエリザリーナ~
~ステイルvsインデックスとローラ)
・右方のフィアンマが劣勢に。地上の『浄化』も滞る。
しかし『善意』のせいで歪みが生じ、『天使の力(テレズマ)』が天空から地上へ落ちる。
・美琴とミサカ10777号がVTOL機で『ベツレヘムの星』へ
第一二章
・打ち止めが助かる。
一方通行が黒い翼(悪意)を白い翼(善意)に変え、『天使の力(テレズマ)』を止める。
・弱体化した右方のフィアンマを殴り倒す
・弱体化した『ベツレヘムの星』が落下し始める。
上条が1人しか乗れない脱出用コンテナにフィアンマを乗せる。
・美琴とミサカ10777号がVTOL機で上条に近付き、彼を助けようとする。
しかし上条が「まだ、やるべき事がある」と言い、それを拒む。
・遠隔制御霊装でインデックスに記憶喪失の件を隠していたことを謝り、
その事実を言う(内容は空白なので不明。要考察?)。
そしてその霊装を右手で壊し、『ベツレヘムの星』の落下から人類を守る戦いを始める。
・『ベツレヘムの星』を北極海に落とすために、ステイルの指示通りに霊装を右手で壊していく
(水面に着水させることで衝撃を緩和する狙い)
・大天使のミーシャが再び動き出し、北極の水や氷を求める。
対して上条が『ベツレヘムの星』の軌道を変え、それでミーシャを真上から叩き潰す。
そして過去を振り返り、ミーシャに激突することで、世界を救う。
・10月30日。第三次世界大戦終結。
上条は「二度目の『死』を迎える事となる」(一度目は記憶喪失の時?要考察?)。
終章~終戦宣言
・インデックスがステイルに上条の安否を問う
・『アイテム』の所に学園都市の暗殺部隊がやって来て、麦野と滝壺を回収し、浜面を殺そうとする。
女いわく、滝壺は稀な『素養』があるので、八人目の超能力者(レベル5)になり得る。
もし八人目になれば、他者の能力を自由に制御できるので、最強の存在である。
しかし『素養』を開花させにくい子だったので、やむをえず『体晶』を使っていた。
また、能力の限界は『素養格付(パラメータリスト)』で最初から分かっている。
・ディグルヴらが学園都市の暗殺部隊を殺し、浜面を助ける。
浜面が銃で女を撃ち、学園都市との『交渉材料』を得るために、
『素養格付(パラメータリスト)』のデータを要求する。
・一方通行が学園都市の回収を拒み、打ち止めと番外個体の救出を決意する
・魔術師アレイスターが右方のフィアンマの右腕を切断し、彼を圧倒する
(『法の書』、オシリスの時代ならぬホルスの時代、上条の奥にある『何か』)
・ローラが魔術師アレイスターの生存を確認し、戦勝者である学園都市の奪取を企む
・エイワスが楽しげに人間の愚行をからかう。人間の力を信じている風斬がそれをたしなめる。
・美琴が9月30日に上条と一緒に入手したゲコ太のストラップを見つける
・終戦宣言。10月30日。ロシア成教総大主教・クランス=R=ツァールスキー。
・オッレルスとシルビア(SS2参照)が右方のフィアンマを助け、何を見聞きしたか尋ねる。
目的はフィアンマのいたオシリスの時代から、その先のホルス(クロウリー)の時代を読み取ること。
彼は魔神になるはずだったが、隻眼のオティヌスにその座を奪われた、惨めな魔術師。
あとがき(3人の主人公について)
・上条はどこまで行っても『相対的』な人物。彼の強さは相手の強さに応じて変わる。
一方通行は罪を償うために苦難を乗り越えようとする者。彼が求めているのは家族。
浜面は無能力者(レベル0)の劣等感を克服しようとする者。恋愛に関しては彼が一番進んでいる。
・「次は『救った後』の世界です!!」