赤目無冠のぶろぐ

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競馬の血統予想はオカルトか?

血統予想はオカルトか?

よく話題になりますが、「適性」を見きわめるうえでは使える情報だと思います。
たとえば芝向きか、ダート向きか、長距離向きか、短距離向きか。
これらはかなりはっきりとした傾向があります。
特に初出走の時は過去のデータがないので、重要な予想ファクターです。

たとえばディープインパクト産は明らかに芝向きです。
そもそもダートに出走するディープ産は非常に少ない。
これぐらいは素人でも、targetという有料ソフトを使ったり、netkeibaを見たりすればすぐに分かります。
(詳しい数字は各自で調べてみてください。言い過ぎるとマネされてオッズが下がってしまうので。)

しかし、血統“のみ”で予想するのはかなりきついと思います。
あくまでいろいろ考えられる予想ファクターのうちの一つだと考えた方がよいでしょう。
基本的には個々の馬の能力を見る方が当たりますから。
人間だって、親が強いから子も強いと断言することはできませんよね。

たとえば野球の長嶋さんの子も野球選手になった。
その点では、子も「適性」はあったわけです(厳密には環境要因の方が大きいかもしれませんが)。
しかし父親ほどの実績を残せたかというと、残念ながらそこまではいかなかった。

これと同じように考えると、血統はあくまで大まかな「適性」であり、
個々の馬の「実力」までは分からないと思います。
最終的な「実力」に関しては、地道に個々の馬を見て、過去のレースを検証していくしかないと思います。


それと科学的な根拠があるときちんと証明するのはかなり難しい。
wikipediaの「競走馬の血統」でも、
「多くの場合は疑似科学的」「嘲笑の対象となることも」と書かれているぐらいですから。

そもそもどの程度で「科学的」なのか、その定義によって話が変わってきます。

生物学や遺伝の観点では、未知数の部分が多いと言えるでしょう。
(それだけに予想能力を高める可能性がまだあると、前向きに考えることもできると思いますが)

また、統計学において、有意な差ではないと論駁されることもあり、ここは競馬予想の致命的な欠陥です。
これは血統予想のみならず、競馬予想全体の問題でもあります。
何故なら競馬のデータは全体的にサンプルが小さすぎるのです。
ですから、実は偶然の結果を追ってしまっている可能性が常にある。
しかもレースの条件が毎回違うので、実験における「他の条件を統一する」という要求を満たしていません。
こういったデータを集めても本当に意味があるのか?
厳密に考えてしまうと、まだまだ分からないことだらけなのです。

ですが、実際のところ、そこまで厳密に考えなくても、何年も変わっていない傾向というものが、
競馬にはたくさんあります。

少なくとも、お客さんの考え方は驚くほど変わっていない。
昨今、データ競馬が流行っている影響で買い目によってはちょっとオッズが下がっているのですが、
それでもまだまだ儲かる買い方がたくさんあります。

たとえば先ほどのディープ産に関しては、近年は売れ過ぎています。
「ディープ産は強い」と証明するのは大変ですが、
「お客さんがディープ産を過信しすぎる」という傾向を証明するのは簡単なのです。
ということは、レースによっては、あえてディープ産以外を狙うだけで、回収率がはね上がるわけです。

実は競馬は「馬を見る」だけではなく、オッズを作っている「人を見る」という攻略方法もあるのです。
厳密に競馬の科学を追究しすぎている人は、この点を見落としている人が多いと思います。

最近の競馬で特におすすめしたいのがダートの短距離。
これは「元東大生の馬券マネジメント」も指摘している点です。
予想屋マスター」も短距離の方が展開を読み易いと判断しています。

実は血統においても、ダートの短距離はかなりはっきりしています。
名前はふせますが、ある馬が異常に分かり易い。
夏競馬だけなら、ヘタするとそれを買い続けるだけで回収率が100%を超えます。

ヒントは示したので、あとは各自で検証してみましょう。