赤目無冠のぶろぐ

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帰ってきたニートの一日の作者。詳しくははじめにへ。

神の存在証明について

神は存在するか?

昔からある有名な哲学命題だが、物的証拠がないと説明するのは割と簡単。
「いると思うなら今すぐにここに神を連れて来い」と言えばよい。
過去、私の前に実際に神を連れて来た人は一人もいない。
一人でもいれば考え直すが、いない。聞いたこともない。よくて啓示を受けたという話を聞くぐらいである。

その意味で、少なくとも物質ではなく、概念なのだろう。想像の中の産物である。

幼少の頃、「本物のサンタクロースを連れて来て。いるかどうか確かめるから。」とクリスマス前に親に言ったことがあるのだが、
結局、サンタは現れなかった。
当たり前の話である。あれは伝説の人物にすぎないのだから。
代わりに「サンタさんは忙しいから会えない」という旨が書かれた手紙とチョコレートをもらった。手紙は母親の字だった。

というわけで存在論の是非はともかく、頭の中にいるだけの存在であるのは確かだろう。
ある意味でオカルト(お化けなど)を示せという話に近い。
頭の中にしかないものを「存在する」と言えるかという問題は残るが、
(それでさえ存在の範囲を明確に定義すれば理系的な考え方ならあっさり決着がつくが)
物的証拠がある類のものではないのは明らかである。

しかしながら世界的には宗教・信仰は一つのステータスであり、神学上、否定するのは異端とされる。
彼らは何を信じているのだろうか。脳に障害があるのかもしれない。