赤目無冠のぶろぐ

アニメ要約・批評、仮想通貨(ビットコイン、モナコイン)、将棋・麻雀、音楽(作曲、DTM、ベース)、思想など

帰ってきたニートの一日の作者。詳しくははじめにへ。

『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』のまとめ

高橋脩による『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』(角川書店)を概観していきたい。
本作はいわゆる明るい「学園エヴァ」で、原作との関連はない。wikipediaこちら



第1巻(2006年3月初版発行)

STAGE.01…レイ、来たる ※人工進化研究所、人類補完計画、裏にゼーレという設定

STAGE.02…レイ、転校 ※レイはシンジの母方の親戚という設定

STAGE.03…レイと買い物

STAGE.04…臨海学校

STAGE.05…アスカとの夏祭り ※日向と青葉、先生として登場

STAGE.06~07…レイのシンクロテストの失敗~救出(人工進化研究所へ)

おまけのページ…初号機とゼルエルの対談



第2巻(2006年7月)

STAGE.08…渚カヲル、転校(裏にゼーレとリツコ)

STAGE.09…シンジとアスカ、ミサト家へ ※レイはしばらく研究所へ

STAGE.10~11…停電~復旧(第拾壱話「静止した闇の中で」のパロディ)。エアロバイクで解決する。
    ※ラストでゼーレ側(カヲルとリツコ)が関与していたと分かる

STAGE.12~14…沖縄修学旅行(班決め~初日~2日目の自由行動)。全体的にレイ寄り。



第3巻(2007年6月)…全体的にレイ寄り。/やや画力が上がる。この頃の絵が一番かも。エロも控えめだし。

STAGE.15…シンジの帰りを待つアスカ ※ハンバーグ

STAGE.16…試験勉強 ※レイは現代文が苦手。カヲルも登場。

STAGE.17…シンジを積極的に!?(p.62のアスカが秀逸)

STAGE.18…三者面談(ゲンドウの親バカ)

STAGE.19…レイ、風邪のシンジを看病。キスしてしまう。(p.101が秀逸)

STAGE.20~21…レイの誘拐~ゼーレとの会話。レイ、シンジにキス。
    ※アスカのプラグスーツが完成。ゲンドウは力でドアをこじ開ける。



第4巻(2007年8月)…全体的にアスカ寄り。/初期のピークか?

STAGE.22…キャンプ(アスカ、シンジに告白しそうになる) ※胸の大きさは、原作とは違い、アスカ>レイという設定

STAGE.23…バレンタイン ※チョコをたくさん貰うカヲル

STAGE.24…シンジとアスカのシンクロナイズドスイミング ※シンジの競泳水着(誰得?)

STAGE.25…花見 ※キョウコ、アスカを冷やかす。加持もいる。ゲンドウはリツコにダイブ。

STAGE.26~27…シンジとレイの訓練→キスと勘違い→アスカ、シンジにキス

Special Stage.…伊吹/冬月/日向と青葉(STAGE.05で1回だけ登場)


 


第5巻(2008年3月)…表紙はレイ/乳首解禁などエロ描写増加。良くも悪くも作者らしいグラマーな絵に。

STAGE.28…レイの弁当

STAGE.29…海の家

STAGE.30…レイのシンクロテスト

STAGE.31…体育祭  ※2-Aのミサトv.s.2-Bの加持→ミサトの勝ち

STAGE.32…3人ともシンクロテストをクリアし、家族で食事。その後、レイとマグカップを選ぶ。
    ※ゲーセンにペンペン。ラストで霧島マナに遭遇(伏線)。

EXTRA STAGE.1…プール

EXTRA STAGE.2…温泉



第6巻(2008年10月)…表紙はアスカ

STAGE.33…霧島マナ、転校し、シンジに急接近(マナはゼーレ側ではなくゲンドウ側)

STAGE.34…合唱コンクール(レイ寄り)  ※ミサトと加持の賭け→練習のしすぎで加持の勝ち/シンジのチェロ

STAGE.35…ひな祭りの甘酒(アスカ寄り)

STAGE.36…大掃除(アスカ寄り)  ※マナとカヲル登場/鈴原と洞木/レイの雑巾の絞り方が母似(原作のパロディ)

STAGE.37~38…ジェットアローン号(JA)メルトダウンの危機をゲンドウが力ずくで解決
    ※マナもいる/日本政府の要請?/裏にリツコ、カヲル、ゼーレ



第7巻(2009年3月)…表紙はプラグスーツを着たレイとアスカ

STAGE.39…大量の荷物(中身は秘密)が搬入される。ゲンドウは出張(E計画という書類)。何かを意味深に見つめるユイとキョウコ。
    一方、シンジらは屋台のラーメンへ。レイはニンニクラーメンチャーシュー抜きを頼む(原作第拾弐話のパロディ)。

STAGE.40…訓練:ダンス~ベッド2つで共同生活  ※時田のJA起動成功

STAGE.41…ペアを決める話  ※レイの弁当あり(5巻のSTAGE.28以来)

STAGE.42…鬼ごっこ  ※冬月登場

STAGE.43…結局、レイとアスカがペアに。協力して痴漢のシンジを捕まえる。  ※調理実習はマナの味噌汁が一番

EXTRA STAGE.1…雨の日のハイキング(アスカ寄り)

EXTRA STAGE.2…レイ、ミサト家へ(レイ寄り)



第8巻(2009年6月)…表紙は制服を着たレイとアスカ

STAGE.44…野球  ※出張中のゲンドウも参加/ミサトvs加持→加持の勝ち

STAGE.45…アスカと母のためにドイツ料理を作る(結局ほとんどシンジが作る)

STAGE.46…レイとJAの映画  ※マナ登場

STAGE.47~48…ゼーレ、コンピュータにハッキング→ゲンドウ、ウイルスなだけに除菌
    ※机の3番目の引出し/ラストでMAGIシステムを作った赤木ナオコ登場

EXTRA STAGE.…プール掃除(ミサトいわく訓練→本当は加持からの借金を帳消しにするため→後にばれ、借金分食われる)



第9巻(2009年12月)…表紙はレイとユイ/サバゲーは作者の趣味?

STAGE.49…プールで水中ドッジボール

STAGE.50…ゲンドウの帰還祝いと赤木博士の歓迎会

STAGE.51…アスカと夕食(ソーセージで太る)

STAGE.52~53…前回のハッキング時(第8巻のSTAGE.47~48)にできたコンピュータのバグを水鉄砲で駆除(*1)する話。
    最後はカラーボールでスライムを退治する。

    *1…MAGIシステム移行のため

STAGE.54…デートスポットの並木通り  ※レイとアスカの弁当

EXTRA STAGE.1…福引きが当たり熱海へ一泊二日の家族旅行

EXTRA STAGE.2…銭湯で包容力について



第10巻(2010年5月)…表紙はアスカとキョウコ

STAGE.55…運動会  ※シンジの女装/ミサトと加持の賭け→加持の勝ち

STAGE.56…アスカと博物館でデート

STAGE.57…レイの看病

STAGE.58…みんなで鍋~風呂

STAGE.59~60…文化祭:コスプレ喫茶とバンド  ※シンジの女装

おまけエピローグ…4コマ漫画



第11巻(2011年2月)…表紙はレイとミサト/話がマンネリ化

STAGE.61…プールで球当て

STAGE.62~63…キャンプ:レイと肝試し~アスカとオリエンテーリング

STAGE.64…花火大会(アスカ寄り)  ※マナもいる

STAGE.65~66…学校の外へ脱出するサバゲー(第9巻のSTAGE.52~53参照)
    ツイスター~ユニゾンキックで解決(原作第九話のパロディ)  ※赤木ナオコ登場

EXTRA STAGE.…風呂



第12巻(2011年9月)…表紙はレイとアスカとマナ

STAGE.67…スケート  ※マナもいる

STAGE.68…美術の写生  ※伊吹マヤ登場

STAGE.69…ミサト家で3人

STAGE.70・71~72~73…仮想空間でヤシマ作戦
    ゼーレ、ハッキング→リツコ、体育倉庫に3人を閉じ込める→ゲンドウ、ラミエルを素手で止める→ライフルで殲滅

EXTRA STAGE…アスカとの日曜日



第13巻(2012年5月)…表紙はレイ

STAGE.74…前巻のヤシマ作戦で得た父の小遣い(特別報酬)で親へのプレゼントを買う話
    試着したり、レイかアスカかで悩んだりする

STAGE.75…人工進化研究所の取材  ※マナもいる/風呂シーンあり

STAGE.76…リツコ、シンジを拉致  ※バレーボール/マナ、シンジにキス
    ↓
STAGE.77…仮想空間内でゼーレに乗っ取られたシンジがレイとアスカをすごいテクニックで襲う
    ↓
STAGE.78…シンジに精神的ショック(決め手はアスカのキス)(*1)を与えることでゼーレの破壊プログラムを止める

    *1…小3までオネショしていたことにも少し反応

STAGE.79…生徒手帳の話~レイのキス  ※アスカの弁当

EXTRA STAGE…温泉



第14巻(2012年11月)…表紙はアスカ/日常ものばかりで話が進んでいない

STAGE.80…ゲンドウの特別報酬で遊ぶ  ※アスカのパンチラ
    ↓
STAGE.81…水着を買い、研究所のプールで泳ぐ

STAGE.82…海の家(第5巻のSTAGE.29以来)とビーチバレー  ※ふんどしのゲンドウ/アスカの乳首

STAGE.83…ロケット花火からアスカを守る話

STAGE.84…シンジの誕生日プレゼント(アスカは料理道具、レイは「なんでもひとつお願いをきく券」)

STAGE.85…キョウコの希望で一日だけ喫茶店を開く  ※メイドや執事/フルーツパフェを食すゲンドウ

EXTRA STAGE.1…風呂(第11巻のEXTRA STAGEと同じ内容)

EXTRA STAGE.2…3人で宿題をするためにミサトの部屋を掃除する話  ※掃除機でレイのスカートを吸ったり風呂入って乳首見せたり



第15巻(2013年8月)…表紙はレイ

STAGE.86…レイと居残り~アスカと植えたキンモクセイの木  ※ゲンドウ登場

STAGE.87~88…相田発案のキャンプ~サバゲー  ※マナ登場

STAGE.89…ある日のミサト家のアスカ(耳掃除など)  ※相田の漫画

STAGE.90…レイと掃除  ※鈴原は風邪で休み。アスカが鈴原の妹について言及。

EXTRA STAGE.1…風呂~下着のないレイ

EXTRA STAGE.2…鈴原とヒカリ、妹の誕生日プレゼントを選ぶ→いろいろあってアスカが弁償

EXTRA STAGE.3…伊吹先生



第16巻(2014年6月)…表紙はアスカ

STAGE.91…かくれんぼとアスカ・レイ・マナの卵焼き  ※オチはアスカへのダイブ

STAGE.92…身体測定~ゼーレの侵入  ※赤木ナオコがいる

STAGE.93…ゼーレがMAGIへハッキング→シンジがレリエルのような白黒の球体に呑み込まれてしまう

STAGE.94…キョウコの解析とレイ・アスカのシンクロでシンジが帰還。MAGI担当はナオコからリツコへ。

STAGE.95…レイ・アスカのダイブでシンジの記憶喪失が治る

EXTRA STAGE.1…露天風呂

EXTRA STAGE.2…市民プール  ※マナも一緒

EXTRA STAGE.3…格闘訓練  ※カエデ、アスカへのダイブ

EXTRA STAGE.4…アスカとカレーを作る  ※ミサトは加持のところへ



第17巻(2014年11月)…表紙はレイとアスカ

STAGE.96…ミサトとアスカが家事の能力を競う話。アスカの下着がオチ。

STAGE.97…ゲンドウがシンジの写真を求める話。シンジとレイのツーショットがオチ。

STAGE.98…シンジがアスカと一緒にキョウコの研究室を掃除する話

STAGE.99…プールの訓練(ボール当て)

STAGE.100…花火大会。ケンスケが見つけた穴場(=10年前にレイと一緒に行った場所)へ。
    ゲンドウによると、シンジとレイはずっと前に会っていた。 ※マナも登場

STAGE.101~102…学芸会の「ロミオとジュリエット」。ロミオ役はアスカ、ジュリエット役はレイ、脚本はシンジに。
    レイとアスカがキスすることに。
    ※アスカの男装、シンジの女装、「好きな人とキスすると思えばいいのに」、マナなど

STAGE.103…3人で格闘訓練(組み手)。ラストでゲンドウとユイが意味深な発言をする。
    ※「老人達も準備を整えている頃だろう」「私達が頑張らなきゃね」「あの子達の未来のためにも」など

EXTRA STAGE.…皆で研究所のプールへ行く話。アスカの水着が外れる話。

次巻予告
  「すべての終止符を打つべく ついにユイ・ゲンドウが動き出す!!」
  「そんな中、シンジ・レイ・アスカの関係にも進展が!?」
  「次巻堂々完結!!」「『碇シンジ育成計画第18巻(完)』2015年夏頃発売予定!!



第18巻(2016年5月)…表紙は全員

EXTRA STAGE.1…アスカのダイエット。オチはミサトが壊した体重計。

EXTRA STAGE.2…アスカに英語の宿題を教えてもらう話

STAGE.104…ミサトと加持の結婚疑惑。オチは結婚指輪ならぬ借金のカタ。

STAGE.105…何か(E計画?)を企むゲンドウ達。その阻止を企むゼーレ。(ケンスケの写真など)

STAGE.106…レイの実験の開始

STAGE.107…レイのシンクロ率が急上昇し、MAGIに実験の中止を拒否される。
    黒幕は赤木ナオコ(リツコの母)とゼーレ。

STAGE.108…シンジとアスカがレイの意識(仮想空間)に入って彼女を助けることに。
    探索中、シンジが子供の頃のレイ(と自身)を見て、ずっと前に彼女と会っていたことに気づく。
    そこにゼーレが来て、レイを助ける代わりにMAGIを要求。
    結局、アスカがシンジを誘惑することで、レイの目を覚まさせる。

STAGE.109…レイが記憶喪失に。思い出すきっかけを作るために家へ。

STAGE.110…日曜日の学校へ。
    シンジがレイに誕生日に貰った「なんでもひとつお願いをきく券」を見せ(第14巻のSTAGE.84を参照)、
    またこれから一緒に思い出を作っていくことを願う。
    それを聞いたレイがすべてを思い出す。
    そしてゲンドウが困惑するゼーレの居場所を突き止め、ゼーレの企みを阻止する。

LAST STAGE.…レイの希望(p.45)通り、皆で遊園地へ(マナ、コーヒーカップなど)。
    途中で大人たちも来て、花見へ。
    翌日。いつも通りの日常が始まる。
    結局、シンジ・レイ・アスカの恋の行方はどっちつかずのまま終了。

あとがき…連載が始まったのが2005年なので11年間も描き続けた

※帯によると、累計380万部



備考:刊行ペースは、半年/冊で、6 STAGEs/冊ぐらい。月刊だから当然といえば当然か。