「みなみけ ただいま」(第4期)の原作とアニメの対応
2013年冬アニメ「みなみけ ただいま」(第4期)の原作とアニメの対応を簡単にまとめていく。備忘録として残しておきたい。
・原作とアニメの対応はwikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/みなみけ)の4 アニメーションの4.4 各話リストを参照した。
第1期だけなら当ブログのこちらの方が詳しいが、wikipediaを見れば第2期以降も全て分かる。
・OP「シアワセ☆ハイテンション↑↑」/ED「急接近ラッキーDAYS」、11話のみ「クリスマスの歌」
※以下の文の「/」はAパートとBパートの境目を示す。アイキャッチはMINAMIKE QUEST。
第1話「春のはじまり、南家のはじまり」
3姉妹の紹介→7巻140話「教えて」(ミユキ初登場)(*1)→8巻146話「知ってたよ」(気を遣う話)(*2)
/8巻143話「おとずれ」(待ち人音信なし来る)→7巻123話「しまった」(コタツをしまう話)
*1…3姉妹は401号室に住んでいる→原作4巻69話83ページで冬馬が「ここ2階だろ?」と言っているので、これは矛盾?
*2…内田と夏奈が「イマコイ」という漫画の10巻を読んでいる(ここは原作と一緒)
第2話「らしく、いきましょ」
オリジナル(マコちゃんの話。おそらく料理本は3巻41話が元ネタ。)
→8巻148話「ウソでした」(エイプリルフール)→8巻144話「らしく」(男らしいマコちゃん)
/9巻160話「足りない」(冬馬が女らしく裁縫をしてふじおかを作る話)→9巻161話「わかったぞ」(ふじおかが2つに)
第3話「つまりは遠回しな愛の告白」
オリジナル(冬馬の行水。着替えは2巻34話が元ネタ。)(*1)
→9巻162話「実験してみる」(天然はいるという話)(*2)→9巻163話「見つかった」(ヒトミの指輪)
/8巻147話「恥じること」(ナツキの長ブロ)→9巻176話「余った」(ドーナツ)(*3)
*1…「先生と二宮くん」あり。アニメ第1期のネタ。
*2…冒頭で「イマコイ」の話をしている。それと内田のメイド服に注目。
*3…ラストで千秋と冬馬のメイド服あり。夏奈も?
第4話「この青い夏空の下で男は汗を流す」
オリジナル(保坂、初心に帰る)→7巻124話「好み」(ヒトミの好み)(*1)→8巻152話「今を楽しむ」(雨~風呂~服なし)(*2)
/8巻154話「よく焼いた」(保坂の目玉焼き)→10巻186話「最高の器」(器が割れる)
*1…夏奈が「イマコイ」を読んでいる
*2…修道服のコスプレ。てるてる坊主の千秋は1巻10話が元ネタ。
第5話「冷やし中華はじめますよ」
オリジナル(千秋のぶかぶかのスク水)→7巻127話「はじめました」(冷やし中華)→7巻128話「スペシャル」(プール用メニュー)
/7巻131話「絶対計画」(夏休みの計画)→7巻132話「それ いきましょう」(藤岡、花火で夏奈の手を握る)
第6話「隠し切れない日焼けと乙女心」
オリジナル(計画表に勉強と書く話)→8巻155話「ラッキー」(リコ、プールで藤岡の手を握る)(*1)
→7巻134話「自己PR」(藤岡、夏奈に告白)/オリジナル(海のマコちゃん)
→7巻133話「言っちゃった」(海の家とスイカ割り)→8巻157話「こう!」(千秋を避けるマコちゃん)
*1…リコと千秋は天秤座
第7話「残暑お見舞い申し上げます」
オリジナル(冬馬の水着など)→8巻放課後編「どんな?」(夜の怪談)→8巻158話「忘れるもの」(アイスのあたり)
/8巻156話「いたから」(蚊がタケルへ)(*1)→9巻172話「おいしかったよ」(回転寿司)
*1…「先生と二宮くん」あり。三宮くんで修羅場に。
第8話「休日はゆかいな仲間とお野菜を」
オリジナル(保坂の妄想内のチビ夏奈&千秋)→7巻136話「ゆかいな」(保坂、バーベキューの仲間を探す)
→7巻137話「一番えらい」(ナツキのバーベキューと保坂の歌)/9巻170話「レッツ お野菜」(また保坂と千秋が歌う)
第9話「今、恋をはじめます」
オリジナル(タケルのレイコへの片想い。「イマコイ」という恋愛映画のCM。)
→7巻135話「マジな」(「イマコイ」のチケット)→10巻183話「かぶってる」(藤岡とヒトミ)
/10巻184話「伝えたい」(気持ちの伝え方)→6巻120話「ほんの少し」(リコのクッキー)
第10話「エコライフはじめました」
オリジナル(コタツの電気代を気にする)(*1)
→9巻166話「恐るべき頭脳」(エコからエゴへ)→8巻151話「絶対アレ」(絶対スキヤキ)
/7巻138話「ますか?」(タケルと居酒屋へ)→7巻139話「だらだら」(マコちゃん、パジャマを回避)(*2)
*1…「先生と二宮くん」あり。
*2…マキのパンチラあり
第11話「聖なる夜、神は舞い降りる」
オリジナル(保坂、速水の勧めで編み物に目覚め、マフラーを編む)
→8巻145話「考えて」(アツコが考える)→9巻168話「最低っス」(純白の雪と胸元)/8巻159話「神になる」(春香は神)
第12話「一年の計は元旦にあるらしい」
オリジナル(晴れ着で「あーれー」)→8巻142話「鬼教官」(冬のプールで特訓)(*1)
→10巻190話「帰ってきた」(京都弁や海外から帰る)
/10巻188話「こう見えて」(雪合戦)→10巻191話「鬼だもの」(節分)
*1…「先生と二宮くん」あり
第13話「ここだけの話はここだけで」
8巻149話「アレルゲン」(花粉症や夏奈のこと)→9巻173話「蹴りグセ」(藤岡が何でも蹴る話)
/8巻150話「旬のもの」(そら豆)→9巻171話「ここだけの話」(みんなでお花見)
・参考:アニメ化していない原作の話
3巻の53話、58話
6巻の117話
7巻の125話、126話、129話、130話、141話
8巻の153話
9巻の164話、165話、167話、169話、174話、175話、177話、178話
10巻の180話、182話、187話、193話、194話、195話、196話、197話
※10巻の179話、181話、185話、189話、192話はOAD
wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/みなみけ)と三四郎雑記2ndのアニメ・原作対応表を参照した
~感想(箇条書きでいくつか)~
・原作やアニメ第1期のほのぼのとした世界観が忠実に再現されていたと思う。
・特にアイキャッチの小ネタがなかなかで面白かった。
いずれも原作の世界観に基づいた話ばかりなので、オリジナルでも難なく受け入れることができた。
・「先生と二宮くん」も健在で懐かしかった。
・保坂の「BBQの歌」が印象的だった。BGMなのにメインを凌ぐ強烈な存在感を放っていた。
・当初は「もう4期だから内容もマンネリ化しているだろう」と思い、敬遠していたが、つい最近見てみたところ、予想以上に面白かった。
どうやら筆者が原作を読み込み過ぎて、飽きていただけだったようである。筆者ほどのマニアでなければ、自然に楽しめると思う。
・「みなみけ」シリーズはこれから先も語り継がれるであろう美少女日常アニメの傑作である。