赤目無冠のぶろぐ

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帰ってきたニートの一日の作者。詳しくははじめにへ。

『デート・ア・ライブ 第11巻 鳶一デビル』の要約

【第11巻 鳶一デビル】

[第六章 足掻く者]

・士道(*1)が狂三(*2)の【一二の弾(ユッド・ベート)】で5年前の8月3日の天宮市南甲町へ。
 そこの公園で5年前の自分と琴里、ファントム、『羽』を有す精霊化した折紙を確認。
 そして精霊化した折紙が両親を殺す瞬間を見て、5年前の折紙を助ける(*3)。

  *1…異なる時間軸にいる人間と意識を繋ぐ【九の弾(テット)】で、狂三と話している。
    格好は、隣家の鈴本に会う際に七罪のハニエルを使ったため、小学生。

  *2…狂三の目的は、人の力で歴史を変えられることを証明すること(歴史の修正力に疑問を抱いている)。
    この場合は、折紙の反転をなかったことにすること。

  *3…ここで5年前の折紙が士道に初めて会う。ゆえに1巻の折紙は最初から士道のことを知っている。

・狂三が必死にもがいても世界を変えられないという事実に苛立つ(狂三にもやり直したいことがある模様)。
 しかし、今から数十分後の士道の話を聞き、もう1度やり直せばよいことに気づく。
 それを聞いた士道が、歴史を変えるために、5年前の狂三がいるビルの屋上へ。


[第七章 幻影(ファントム)]

・士道が左目に眼帯を装着している5年前の狂三(*1)に会う。
 当初は敵対されるも、どうにか交渉して、琴里が精霊になる(火災が起こる)前の世界へ。
 その際、彼女の眼帯を「似合ってる」と褒める。

  *1…因みに5年前の狂三は士道のことをまだ知らない。また、左目に眼帯を装着している。
    それに対し今の狂三が「気にしないでくださいまし」と言っている。何か秘密がある模様。

・士道が折紙が来る前にファントムを追い払おうとする。
 対してファントムが動揺し(*2)、琴里がいない所まで逃げる。
 そして少女(仮の姿)になり、士道の退避命令を拒否し、
 彼に「もう、絶対離さないから。もう、絶対間違わないから」(*3)と言い、去る。

  *2…士道のことを知っている模様。
    因みにDEMのアイザック・ウェストコットも士道に会った際、似たような反応を示し、
    「タカミヤ」と言い残した(五河家に引き取られる前の士道のことを知っている模様)。

  *3…1巻の59ページでも同じことを言っている

・結局、士道が折紙の両親を突き飛ばすことで、未来を変えようとする


[第八章 〈デビル〉]

・士道が反転した折紙が天宮市を破壊していない世界における現在の11月8日へ。
 いつも通りの琴里・十香・八舞姉妹に会い、安堵するも、
 折紙が来禅高校に在籍していない世界になったことに気づき、泣く。

・琴里・四糸乃・七罪が朝から様子がおかしい士道を水着エプロンで励まそうとする
 (七罪の能力で高校生に。四糸乃は巨乳。琴里は貧乳。七罪だけメイド服のみ。)

・士道が他の精霊を狩る反転体の精霊〈デビル〉の存在を琴里から聞き、それが折紙であることに気づく。
 その夜、折紙の家がないことと折紙以外の情報が記憶通りであることを確認。

・翌日。髪の長い折紙が転校し、士道を見て動揺(彼の顔に見覚えがある模様)。


[第九章 本能]

・士道が琴里に折紙が転校して来たことを電話で報告し、折紙がASTに所属して、退職していたことを知る

・昼休み。士道が折紙を屋上前の階段に呼び出し、
 彼女の両親が4年前に交通事故で亡くなった(何をしようと、歴史の修正力ゆえに、結末は変えられない)こと、
 5年前に行った自分が彼女の両親の代わりに死んだ(折紙が士道の死を彼の兄の死と誤解している)こと、
 それによって折紙が精霊から人を守るためにASTに入ったことを知る。

・放課後。士道が折紙と今週の土曜日にデートする約束をして、寝る。

・士道が狂三に膝枕をされた状態で目覚め、折紙が精霊であるという事実を彼女と確認し合う。
 対して狂三が対象の過去の記憶を伝える【一〇の弾(ユッド)】で折紙を撃つことを提案。

・母に買ってもらったピンを探すために学校に戻った折紙が、士道と狂三を見た瞬間、
 意識を失い、反転体の精霊〈デビル〉になり、『羽』を操る〈救世魔王(サタン)〉で狂三を襲う。
 そして日頃の折紙に戻り、少し前から、たまに意識が途絶えることがあることを士道に告げる。
 その後、狂三が【一〇の弾(ユッド)】による情報収集を断念し、「ここから先は別料金」と言い、去る。

・士道が家に帰り、今までのことを琴里と令音に話す。
 対して琴里と令音が、精霊の霊力が元の世界の記憶を持つ折紙を呼び起こす、という仮説を立てる。

・折紙が士道へのメールの返信で悩む(乙女の恋煩い)

・11月11日、土曜日。士道が折紙とデートして、デレさせようとする。
 フラクシナスのAIによる3つの選択肢の中で最も過激な「大人のホテル」や「精力剤」を選ぶことで、彼女を試す。
 対して折紙が、無意識に、精力剤を買い物カゴに入れたり、
 試着室でスクール水着と犬耳と首輪を身に着けたり、
 士道のスプーンを舐めようとしたり、彼のへそを携帯で撮影したりする(元の世界の記憶がまだあるのだろう)。


[第一〇章 星降る夜の天使]

・18時30分の高台の公園で、折紙が、意識が途絶えるようになり、
 目的がよく分からなくなったせいで、ASTを辞めたことを告げる。
 対して士道がそれを受け入れ、彼女の好感度を急上昇させ、キスしようとする。
 しかし、壊れた手すりから落ちそうになった折紙を助ける際に、左手を負傷し、
 そこから精霊〈イフリート〉の霊力を出し、折紙を反転体の精霊にしてしまう。

・十香・四糸乃・八舞姉妹・美九・七罪が精霊の霊力を感知する

・琴里らが、フラクシナスの〈世界樹の葉(ユグド・フォリウム)〉と主砲〈ミストルティン〉で
 反転体の精霊になった折紙に対抗するも、『羽』〈救世魔王(サタン)〉で破壊される。
 そこへ十香・四糸乃・八舞姉妹・美九・七罪が駆けつけ、士道を助ける。

・折紙が、真っ白な何もない空間で、漆黒のドレスを身に纏った短髪の自分自身に会う。
 そして元の世界の記憶を取り戻し(2つの記憶が混ざり)、絶望する。

・士道が折紙を説得し、キスすることで封印。折紙が心を開き、純白の霊装に身を包み、笑う。
 同時に、十香ら(士道に封印された精霊たち)も元の世界の記憶を取り戻す。


[終章 鳶一折紙]

・11月14日。
 雰囲気が柔らかくなった短髪の折紙が登校し、自分のスカートで士道の涙を拭う(下はスクール水着)。
 いつもの十香vs折紙に。