赤目無冠のぶろぐ

アニメ要約・批評、仮想通貨(ビットコイン、モナコイン)、将棋・麻雀、音楽(作曲、DTM、ベース)、思想など

帰ってきたニートの一日の作者。詳しくははじめにへ。

テレビの偏向報道の理由

テレビの偏向報道の理由。思いつく限り。

1.もともとテレビ(特に芸能界)はマイノリティが多い

 テレビ(特に芸能界)は同性愛者、低学歴、貧困層、在日、創価、元ヤンキー(ヤクザ)、逆に引きこもりなど、
 様々なある種のタブーを抱えた人々が集まる場所。
 こうした人たちは学生時代、差別されやすいため、よい思いをしていないことが多い。
 そして内心ではそれを変えたいと思っている。
 これ自体は素晴らしいことだと思うが、この鬱屈した正義感が行き過ぎたものになると、偏った左翼報道が増えてしまう。
 しかも本人たちはそれが正義だと思っており、本気で信じているからたちが悪い。

 もともと普通の場所では生き辛い人たちが活躍しているという点は重要な問題だ。
 この人たちの意見がいわゆる一般社会における常識とは限らない。

2.もともと結論ありきの構造である

 どのような番組にするか、最初から決まっていることが多い。
 だからその方針とは違う事実が出てきても、都合が悪いので、報道しようとしない。
 議論の構図に拘りすぎている。

3.組織があまりにも大きいので個人の意見で変えられない

 2と関連するが、結論ありきの組織が肥大化している。
 だから明らかにおかしいと個人では分かっていても、それを言い出しにくい風潮がある。
 一度動き出してしまった巨大な歯車を止めるのは困難である。
 こうした問題は大企業でもある問題だろう。

4.3と関連するが、スポンサーに逆らえない

 3と関連するが、テレビはスポンサーの莫大なお金で成り立っている。
 だからスポンサーにとって都合のよいことしか報道されない。
 これは議論の構図に拘りすぎる2とも関連。

5.ネットのような双方向性がない(しかも瞬時に反映されない)

 ネットなら問題があればすぐに指摘する人が出てくる。
 それが弱い個人であっても、今どきならツイッターなどのSNSのリツイートで拡散できる。
 したがって個の意見が組織的なものに対抗する手段がネットならある。
 しかしテレビにはそれがない。
 あったとしてもテレビの権力者が検閲してしまえばそこで終わりである。
 しかも個人の批判が反映されるのに時間がかかり過ぎる。
 ネットならグーグルが拾えば一瞬で世界中の人が偏向報道を理解できる。

6.(そんな難しい理屈はどうでもよくて)実は怒らせた方が金になる

 わざと間違ったことを言う(偏向報道をする)→ネットの者が怒る(あるいは無知の弱者にとってはガス抜きになる)
 →それで視聴率が上がり、テレビが儲かる

 仕掛人が上記の流れを狙っている可能性もある。
 ネットでいう、いわゆる炎上商法という奴だ。
 週刊誌が低俗な間違いだらけのゴシップネタをわざと書くことで売上を伸ばす手法に近い。

 もともとテレビは視聴率ありきが問題視されていたものなので十分に考えられる。
 つまり偏向報道の正体は視聴率至上主義の行き着く先と言えるわけだ。