【第5巻 八舞テンペスト】
※テンペスト…シェイクスピア作のロマンス劇。「嵐」の意。
・5巻から登場する主な人物
八舞耶倶矢(やまいかぐや)、夕弦(ゆづる)…第5の精霊
岡峰美紀恵…ASTの新人隊員。ミケ。
ミルドレッド・F・藤村…ASTの整備士。ミリィ。
桐谷…AST陸将
アイザック・レイ・ペラム・ウェストコット…DEMの長
エレン・ミラ・メイザース…DEM関係者。最強の魔術師。
ジェームス・A・パディントン…DEMの空中艦〈アルバテル〉の艦長
エリオット・ウッドマン…円卓会議の議長。〈ラタトスク〉の創始者。
[序章] どちらかを選べという八舞姉妹
[第一章 DEMの策動]
・桐谷陸将、〈ホワイト・リコリス〉を無断で使用した鳶一折紙一曹に懲戒処分を言い渡す。
しかし途中で登場したDEMの長、アイザック・レイ・ペラム・ウェストコットが鳶一に興味を持ち、
佐伯防衛大臣に圧力をかけたため、鳶一は二ヶ月の謹慎処分に。
・ウェストコット、「マナやアルテミシア」と言い、鳶一を高く評価。十香に興味を持つ(傍にエレン)。
・7月5日。崇宮真那、一ヶ月ぶりに目覚める。その後、何者かに連れ去られる。
・期末テスト終了。
士道、折紙に先月の件の処分について聞く。場所が女子トイレだったので、十香ともめる。
・7月半ばの修学旅行の部屋割りと飛行機の席順を決める。行き先は伊豆の或美(あるび)島。
十香、部屋割りが男女別であると知り、男装。いろいろもめる。
[第二章 暴風少女(サイクロン・ガールズ)]
・琴里と令音の話によると、DEM(デウス・エクス・マキナ・インダストリー)の圧力で、
修学旅行の行き先が沖縄から或美島になった。
日程は7月17日から二泊三日。琴里はこの日、本部会議に出向予定。
※DEM…デウス・エクス・マキナ・インダストリー。
〈ラタトスク〉の母体の一つであるアスガルド・エレクトロニクス社を除けば、
世界で唯一、顕現装置(リアライザ)を製造できる会社。
精霊を平和的に封印しようとする〈ラタトスク〉とは正反対の理念(=精霊の積極的な殲滅)を持つ組織。
・7月17日、月曜日。修学旅行一日目。エレン、カメラマンとして潜入。
・DEMの空中艦〈アルバテル〉と艦長のジェームス・A・パディントン、登場。
〈バンダースナッチ〉とやらについて言及。
或美島全域の電波通信を遮断(これにより〈フラクシナス〉も通信できなくなる)。
・暴風発生。決闘する八舞姉妹が登場し、士道と十香が巻き込まれる。
・八舞姉妹、士道を魅力で落とすことを最後の勝負にする。転入生として参加。
[第三章 ダブル・アプローチ]
・八舞姉妹、士道をだまして女湯に入れ、誘惑。士道、十香の助けで何とか脱出。
・耶倶矢、十香と親しくなる。夕弦、折紙と親しくなる。
・令音によると、八舞姉妹は〈ベルセルク〉。風を伴う精霊で暴風を発生させる。
令音、2人の霊力を同時に封印することを士道に勧める。
・士道、八舞らと寝ることに。八舞ら、寝床で士道を誘惑。裸になったり、裸にしたり。
一方、十香と折紙も士道をめぐり対立。
・エレン、枕投げに巻き込まれる
・岡峰先生、士道の裸を見て発狂
[第四章 クロスカウンター・ハート]
・修学旅行二日目。赤流(あかる)海岸のプライベートビーチへ。水着姿の八舞姉妹に日焼け止めを塗る。
そこへ泳いでやって来る十香と折紙。
・エレン、ターゲットが人気のない所へ行ったことを知り、好機と判断。
しかしまたも巻き込まれ、砂に埋められる。
・十香と折紙が来たので、ビーチバレーをすることに。八舞姉妹、士道vs十香、折紙、令音。
・八舞姉妹、互いに相手を選ぶことを士道に懇願
・士道と十香、夜の浜辺へ。十香、八舞の件で悩む士道を憂える。
その話を聞いてしまった八舞姉妹、激昂し再び対立。
(その間、エレンも動き、十香を捕まえる準備をする)
・暴風発生。士道の安否を確認しに行こうとした折紙、バンダースナッチに襲撃される。
・フラクシナスvsアルバテル勃発
[第五章 風を裂く光]
・エレン、バンダースナッチ、士道と十香の前に現れ、十香をあっさり倒す。
士道、覚醒し、光り輝く剣を手にする。
・日下部燎子、優秀だったのに失踪したかつてのマゾ気質の隊長(おそらく神無月)の話をする
・フラクシナス、神無月の天才的な頭脳により、アルバテルに勝つ
・士道、十香のサンダルフォンを手にする。
アルバテルの被弾により遠隔操作していたバンダースナッチの動きが乱れる。
その隙に士道と十香、逃亡。
・士道、サンダルフォンを使って八舞姉妹の気をひき、喧嘩を止める
・アルバテルの艦長、八舞姉妹と十香の捕獲を命ずる
・八舞姉妹、戦艦を破壊
・折紙、バンダースナッチが止まったため、助かる
・エレン、十香を捕獲できなかったこと、十香は確かに精霊であること、
精霊の力を扱える人間、士道がいることをウェストコットに報告
・八舞姉妹、士道にキス。拘束衣がなくなり、裸に。
[終章 士道は、私が――]
・修学旅行三日目。士道、ハーレム状態に。
・琴里、円卓会議議長のエリオット・ウッドマンに会う(彼は〈ラタトスク〉の創始者)。
ウッドマン、士道が天使を顕現させたことを話し、琴里の霊力の再封印がきっかけではないかと考える。
琴里、有事の際は自分が士道を殺すことを誓う。

デート・ア・ライブ5 八舞テンペスト (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 橘公司,つなこ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
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