赤目無冠のぶろぐ

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帰ってきたニートの一日の作者。詳しくははじめにへ。

東京の人は意外と東京タワーに行かない

東京の人は意外と東京タワーに行かない。
そういう話があるそうなので、今回はその理由について語っておく。


1.いつでも行けるから。そう思うと今すぐ行こうと思わなくなるから。
 それと毎日のように見ていると飽きてしまう。
 「タワーが高いだけでしょ」と悟ってしまう。

 あらゆる観光地は毎日のように見られる環境にいるとすぐに飽きる。
 多くは1回行けば十分である(私も1回しか行ったことがない)。


2.東京タワー周辺は遊ぶ場所が意外と少ない。
 あのあたりはオフィス街といった感じで、遊ぶ場所が少ない。
 近くに寺があるらしいが、若者としてはどうでもよい。

 ここに行くぐらいなら、スカイツリー、テレビ局、レインボーブリッジなどがある
 お台場周辺に行った方が遊べる。
 あるいは普通に渋谷や新宿に行ってもよい。
 渋谷や新宿の方が活気があるし、色んなものを買える。

 ショッピングを重視すると、東京タワーはわざわざ行くほどのものではない。
 東京の象徴に過ぎず、眺めることができれば十分である。


3.自分で自分を見られない。
 自分が東京タワーに入ってしまうと、東京タワーを見られない。
 もともと東京タワーの存在意義の一つはライトアップすることで夜景を綺麗にすること。
 しかし自分がそこに入ってしまうと、その夜景を見られなくなってしまう。

 これなら、夜に少し離れたホテルなどに行って、そこから東京タワーを眺めた方が楽しめると思う。

 これは車も同じ。高級車はカッコいい。
 しかし自分がそれに乗ってしまうと、運転しているところを眺められない。
 これなら、モーターショーに行った方が良い。


たまに地方の方々が「東京の人はいつでも東京タワーに行けるから羨ましい」とぼやくが、
実際のところ、メディアが推奨しているだけで、そんなにすごいものではない。

メディアは商売なので、必死に「行かなきゃ損」とアピールする。
しかしこの文を読んだ聡明なあなたならお気づきであろう。
東京タワーは無理して行くほどのものではないことに。