ポイントサイトの友達紹介はマルチ商法なのか?
前から疑問だったので、素人なりに愚考してみた。
wikipediaによると、マルチ商法 - Wikipediaは、法的には「連鎖販売取引 - Wikipedia」のことで、
より悪質なものは「ねずみ講(無限連鎖講)」とされているらしい。
それで、以下の定義を満たすものを「連鎖販売取引」と言うそうな。
1.物品の販売の事業で
2.再販売、受託販売もしくは販売の斡旋をする者を
3.特定利益が得られると誘引し
4.特定負担を伴う取引をするもの
この文で考えてみると、ポイントサイトの友達紹介の場合、まず1が既に微妙。
単に無料でポイントがもらえるだけなので、すべてが物品の販売であるとは一概に言えない。
また、あくまでサービスであり、モノとは言えないものもある(ここは「物品」の法的定義に依存するか?)。
それと4は該当しないと思う。
確かに特定利益が得られると誘っている点では3を満たしてしまうかもしれないが、
その際に、負担を要求することはない。
あくまで負担しているのはポイントサイトの一番上の管理人であり、
ダウンは無料で登録するだけで、何も損しない。
それどころかポイントサイトによってはダウンの人もポイントが貰えることもあるので、搾取的なものではない。
今風に言えば、win-winの関係であり、取引の際に誰も損しない。
(裏を返せば、もし会員登録する際にたとえ1円でもお金がかかるのであれば、搾取的な怪しいポイントサイト)
以上により、ピラミッド構造になって上の者がより有利になっているという実態はあるが、
法的に違法であるとは言い難いと思う。
それに紹介している人もそれなりに工夫して、対価を得ている。
「不労所得だ」と叩かれることがあるが、不労で楽しているわけではない。
強いて言えばこの仕組みによって得するのはポイントサイト自体であろう。
これで営業・宣伝活動をしなくても、勝手に会員が増えるのだから。
→と書いたけど、よく考えてみたら友達紹介の報酬を直接支払っているのはポイントサイト自体なのだから、フェアである。
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というわけで、ポイントサイトの友達紹介を正当化してみた。
それにしても最近の俺はネットビジネスを正当化するような記事ばかり書いているなぁ(^^;)。
何か胡散臭くなってきたかもしれない。
ま、別に業者が関わっているようなサイトではないので、安心してください。