『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』第18巻(最終巻)のまとめ
高橋脩による『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』第18巻(最終巻)のまとめ
第18巻(2016年5月)…表紙は全員
EXTRA STAGE.1…アスカのダイエット。オチはミサトが壊した体重計。
EXTRA STAGE.2…アスカに英語の宿題を教えてもらう話
STAGE.104…ミサトと加持の結婚疑惑。オチは結婚指輪ならぬ借金のカタ。
STAGE.105…何か(E計画?)を企むゲンドウ達。その阻止を企むゼーレ。(ケンスケの写真など)
STAGE.106…レイの実験の開始
STAGE.107…レイのシンクロ率が急上昇し、MAGIに実験の中止を拒否される。
黒幕は赤木ナオコ(リツコの母)とゼーレ。
STAGE.108…シンジとアスカがレイの意識(仮想空間)に入って彼女を助けることに。
探索中、シンジが子供の頃のレイ(と自身)を見て、ずっと前に彼女と会っていたことに気づく。
そこにゼーレが来て、レイを助ける代わりにMAGIを要求。
結局、アスカがシンジを誘惑することで、レイの目を覚まさせる。
STAGE.109…レイが記憶喪失に。思い出すきっかけを作るために家へ。
STAGE.110…日曜日の学校へ。
シンジがレイに誕生日に貰った「なんでもひとつお願いをきく券」を見せ(第14巻のSTAGE.84を参照)、
またこれから一緒に思い出を作っていくことを願う。
それを聞いたレイがすべてを思い出す。
そしてゲンドウが困惑するゼーレの居場所を突き止め、ゼーレの企みを阻止する。
LAST STAGE.…レイの希望(p.45)通り、皆で遊園地へ(マナ、コーヒーカップなど)。
途中で大人たちも来て、花見へ。
翌日。いつも通りの日常が始まる。
結局、シンジ・レイ・アスカの恋の行方はどっちつかずのまま終了。
あとがき…連載が始まったのが2005年なので11年間も描き続けた
※帯によると、累計380万部
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~感想~
というわけで、シンジ・レイ・アスカの恋の行方はどっちつかず。
どちらか片方と結ばれる話にすると、もう片方が不憫なので、無難な終わらせ方だろう。
正直、途中で飽きてしまい、惰性で買っているだけの作品だったが、11年間も続いたことを考えると感慨深い。
「この巻を読んでいる時、ちょうど~をしていたな」と思い出すことができるので、
私にとって本作は人生の備忘録のようなものである。
素晴らしい日常の提供に感謝したい。
なお、今までの内容は当ブログの『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』のまとめで確認できる。