関正生(せきまさお)による『世界一わかりやすい やりなおし中学英語』
(中経の文庫、KADOKAWA、2017年)
の備忘録(まとめ・要約・考察・感想・レビュー)
1.名詞・冠詞・代名詞
※oneとan→a
・具体的な形がイメージできない→不可算名詞
・可算名詞なのにaやsがつかない→量や目的
pineappleはパイナップルの「量」(ジュースやカットパイン)
go to schoolは学校の「目的」なので、勉強
go to bedはベッドの「目的」なので、睡眠
・不可算名詞なのにaやsがつく→具体的なイメージ
a kindness
・theは共通認識できるもの
open the door, the sun, the moon, the earth
・複数形は総称(~というものすべて)
the複数形は特定集団→the United States
※もともとのyouは複数形→目上の人を直接指すのは失礼
→目上の人に複数形を使う方がぼかしているので丁寧(日本語のそちらやお宅の発想に近い)
→いつしか単数形もyouに
・総称のyou(皆、誰でも)←格言やことわざのyou
You cannot buy friendship.
×君は友情を買えない ○誰であれ皆、友情は(お金で)買えない
2.前置詞
・atは一点
・forは方向(~に向かって)
・fromは起点(~から)→分離(~から離れて)
be absent from, graduate from
・toは方向(~へ向かう)と到達(~に着く)
It is five minutes to seven now.→6時55分
・onは上ではなく接触
動作の接触(on sale, on air)
心の接触→依存(be dependent on, on foot(徒歩で), on the Internet)
※時刻は一点を示すat→at 8
曜日や日付は依存を示すon→on Sunday, on July 4
(キリスト教の人達は曜日に「依存」して行動する)
月は幅・空間を示すin→in August
・ofは分離(~から離れて)→所有(~の)
be independent of
※分離(~から)→材料(~から)→be made of
所有(~の)→頭の中で所有(~について)→think of
・inは包囲(~の中に)
・withの基本は付帯(~と一緒に、~を持って・使って)だが、昔のwithは相手(vs.、~を相手に)
be angry with, be in love with
→~について
be pleased with, be something wrong with
・byは近接(近くに)
stand by→待つ、味方する
→手段(~によって)
3.動詞
・doは強調
※母音+yはyをiにしない→母音の連続を嫌う
4.時制
・中断・再開が困難→進行形にできない
know, like, have(持っている)
・途中だ、という概念がある→進行形にできる
have(食べる)
※現在形は「いつも」
5.助動詞
・canはいつでも起こる→できる、ありえる
※助動詞には予想・推量の意味がある
・willは100%必ず~する→(強い)意志
・mayは50%→~してもよい、~かもしれない
・mustはプレッシャー→義務(~しなければならない)、推定(~に違いない)
must notは禁止
・shallは運命・神の意志(willよりも強い意味)→提案(~しましょうか)
・shouldは本来ならば~するのが当然→~するべき、~はずだ
・had betterは脅迫(~した方がよい、でないと後で大変だぞ)
6.命令文
・please, justでやわらげる
・「そうすべき」という意味でも使う(優しい命令)
・there is + 新情報(aやsome)→There is a pen~
旧情報(既知の情報)→The pen is~
7.比較
・A is as ~ as B. AはBと同じかそれ以上~だ(A≧B)
A as well as B(BだけでなくAも)
A is not as ~ as B. AはBほど~ではない(A<B)
・6字以上の長い単語はmore, mostを使う
例外はpretty, strongなど
・最上級のthe→共通認識
・最上級で数字かallがあればof、それ以外はin
・to不定詞は未来志向(これから~する)→want to, hope to, decide to
動名詞は反復・中断→enjoy, stop, finish